お母さん、すごく頑張ったね
私が子育てしてきて、どんな言葉をかけてもらったときに嬉しかったかな。
そんなことを思い返してみた。
私が1番嬉しかった言葉は、「お母さん、すごく頑張ったね。」だったなと思い出した。
長男を出産して、迎えた1ヶ月検診の日に、助産師さんからかけてもらった言葉。
訳もわからないまま、がむしゃらに、実親とも離れた距離で、
授乳やオムツ替えや抱っこの日々を送っていた私にとって、「あぁ、これでよかったんだ」と報われた気持ちになれた。
10年以上前の言葉だけどすごく印象的に残っている。
安心と満足
安心（あんしん）とは気掛かりな事が無く、心が落ち着き安んじることである。
満足（まんぞく）とは、満ち足りた状態。不足がなく満たされること。心がいっぱいになることを意味する。
私は、初めての子育てを不安を抱えながら過ごしていたからこそ、誰かに「大丈夫だよ。頑張ってるね」と言ってもらいたかった。
その言葉で、不安は取り除かれ、安心できた。
まずは、そこのベースが整っていないと心を満たそうと思っても、満たされない。
不安という穴が開いてある以上は、満たそうとしてもこぼれ落ちてしまう。
安心できる環境、言葉があることは、
子供もそうだけど大人にとっても大事なことだ。
私にできることは…
私は子供達が大きくなってきたので、
赤ちゃんや2.3歳ごろの頃とは、違ってある程度は余裕ができてきた。
かと言って今、子育てに疲れているお母さんに向かって、何かアドバイスができるかといえば、それぞれケースバイケースがあるから、何も偉そうなことは言えない。
ただ、出来ることがあるとしたなら、それは、そのお母さんに対して花丸をつけることだ。
あの頃の私が救われたように、私も誰かを励ませる存在でありたい。