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極東書店ニュースNo.735 日本人著者・編者 日本関連テーマ 注目タイトル
極東書店ニュースONLINE、2024年11月11日に新着書誌情報を追加いたしました(No.735)。その中から日本人著者・日本関連テーマの注目タイトルをご紹介いたします。全て予約注文可能です!
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竹永進著 リカードウの価値・貨幣論
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リカードウの価値論と貨幣論について、スラッファ著作集に収録されている原著を分析することにより新たな論点を提供した刷新的な研究書。
リカードウの経済理論の本質的側面と経済思想史に新たな洞察を提供する本書を、経済学研究者、特に古典的イギリス経済学を研究する人々におすすめいたします。
岩崎総則、及川景太、浦田秀次郎編 東アジア経済統合の政治経済学-RCEP交渉のプロセスとその後
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地域包括的経済連携(RCEP)が東アジア地域および世界に与える影響を国際関係論の観点から研究した1冊。
RCEPに携わる交渉担当者のインタビュー集を通じたRCEPの歴史と交渉プロセスを分析をとおして、メガ・リージョナル貿易統合の起源、経緯、特徴を理解でき、また、個別のケーススタディではRCEP加盟国と非加盟国がどのように自国の国益を活用/最大化しようとしているかが示されています。
馬奈木俊介他編 自然資本とクライメート・スマート・アグリカルチャー -インドにおける持続可能性と政策形成へ向けた進歩の測定ー
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購買力平価ベースのGDPでは世界第3位の経済大国であるインドは、今最も急速に経済成長をしている国です。そしてそのようなインドが持続可能な発展を続けることは、この最も人口の多い国の住民の福祉を保証するものでもあります。本書は、インドの自然資本の動向と、気候変動に強い農業適応による改善点を評価します。
森下哲朗他編 各国の法における暗号通貨-グローバルなサーベイ
Lehmann, Matthias / Morishita, Tetsuo (eds.), Cryptocurrencies in National Laws : A Global Survey. (Ius Comparatum 8) 775 pp. 2025 (Brill / Nijhoff, NE) <735-402>
エジプトで暗号通貨が認められているのか、疑問に思ったことはありませんか?あるいは、米国の法律で倒産した場合、トークン保有者はどのような権利を持つのでしょうか?あるいは、フランスにおけるビットコインの税務上の扱いは? 本書は、こうした疑問やその他の疑問を包括的に取り上げた初めての研究書です。
益田肇編 冷戦期のアジア
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冷戦に関する従来のナラティヴは、ワシントン、北京、モスクワの高級外交官や国家指導者を中心に展開されてきましたが、このアンソロジーでは、アジア全域の一般人がこの時代をどのように体験したかを明らかにすることで、そうした権力者側のナラティヴに挑戦しています。
オーラル・ヒストリーに深く根ざし、読者をジャワ島の農村、タイ北部のジャングル、インド・ケララ州の先住民族コミュニティなど、この広大な地域のさまざまな場所に連れて行くこの書籍は、ソビエト連邦、アメリカ、中国といった冷戦の中心地から遠く離れた場所で、世界がどのように形作られていったかを読者に示しています。
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