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中小企業診断士 中小企業大学校診断士養成課程のあれこれ
昨年になりますが第41期の中小企業診断士養成課程へ参加している最中に参加記録振り返りとして2回だけ投稿をしましたが、結局その後は記録を残せず中途半端になってしまいました。
記録を見ると流通業の実習が終わった直後でまだあの頃は少し平和だった記憶があります。その後製造業実習、流通と製造の戦略実習、ソリューションと怒涛の4か月が過ぎていき無事卒業することができました。
かえって今のほうが当時を少し客観的に見ることができるので、養成課程参加中のリアルタイムではありませんが続きも記載できるようにしたいと思います。
前置きが長くなりました。昨日第43期の中小企業大学校の養成課程参加者が発表になっています。参加が決定した96名の皆様おめでとうございます。
春期は受講者が多く、96名は最大値ですね。(41期もそうでした)
今年は開講式が3月21日(金)と週末開講なので、自分のように遠方から参加される方はなかなか忙しい感じがします。
そんなタイミングだったので、他の方も色々と記載している中二番煎じではありますが、養成課程に持参して便利だったガジェットやツールなどを記載させていただき、これから受講される方の力に少しでもなりたく筆を取ってみました。
ガジェット関係
1.PCについて
受講が決定した方には中小企業大学校より事前書類がいくつか届くのですが、その中に使用する情報機器の詳細などが書かれている紙が入っているので基本的にはPCはそのスペック以上のものを準備していただければ問題はありません。
ざっくりと記載すると
・OSはwin10か11(サポート終了時期を考慮すると10はもしかすると外れているかもしれません)
・MS Officeが使用できること(Word、Excel、PowerPoint、Teams)
・インターフェースはUSBのTypeA、HDMIは必須です。TypeCのみの場合はAを使用できるハブの用意
とおそらくこのような条件になるかと思います。
パソコンのOSについては後述するOfficeが使用できればMacでもいいのでは?と考える方もいると思います。(実際に自分のクラスでも2人Mac利用者がいました)
ですが、最終的に個人が作成した報告書を合わせた際にどうしてもズレが発生したりする事が多く、ただでさえ時間のない中余計な調整に時間と精神が削られていくので、なるべくはWindowsPCを持参した方が賢明だと思います。
Officeバージョンについては個人的にはなるべく2021かOffice365の使用をお勧めします。個人的に効率化するツールを作成したら関数の都合で何人か使用できないことがあるなど、これも貴重な時間を有効に使うためにぜひご検討ください。
ここからは大学校側が指定する条件ではなく完全に個人的な意見ですが、持参するPCはその重量を意識すると良いかと思います。
4月までは基本的に教室での講義となりますが、5月からは実際の企業に訪問した実習にステージが変わります。実習を行う場所にもよりますが荷物が多くなる中で重いPCを持った移動は結構つらいです。また実習最終日の報告書を印刷するために教室から印刷専用の部屋へパソコンを持って何度も往復することや、大学校の中を持ち運ぶこともかなり多いので持ち運びやすさ(軽さ)にこだわって損はないと思います。
(ちなみに自分は富士通のLIFEBOOKUHを使っていました。SONYのVAIOとかなり悩みましたが)
予算との兼ね合いにはなりますが、PanasonicのLet's noteもかなりお勧めです。
もう1点、PC自体のバッテリーの持ちも選定基準に入れると良いかもしれません。大学校内で作業を行う際はそこまで心配する必要がないのですが、実習先に行ったり外でPCを使用する場面も少なからず存在します。そんなに多くは無いですが電源に接続出来ない場面もそれなりに発生します。そんな中でバッテリー切れで作業ができないと自分だけでなく班員にも迷惑がかかってしまうので、その辺りも考慮すると長時間使えるかどうかは結構重要。
2.周辺機器について
ノートPCはマストで必要ですが、それに加えてあると作業効率がはかどるものをいくつか挙げさせていただきます。
(1) サブモニター
画像はAmazonから拝借していますがこれです。
PCとつないでデュアルディスプレイ化することで1画面だけの作業と比較すると圧倒的な効率化が図れます。
通常の講義の際はもちろんですが、真価を発揮するのは実習の報告書作成時。実習中に睡眠時間を確保したい方は是非ご用意ください。
自分はipadも持って行ったのでたまに3ディスプレイで作業したこともありますが画面の数は多い方が正義です。
今は1万円前後で購入できるものが多いのでそんなに負担にもならないと思います。
投資1万で得られる睡眠時間のリターンはかなり大きいです。
可能であればモニタの電源はPCから送ることのできるタイプの方がコンセント争奪で慌てずに済みます。
TypeCのUSBは種類によって給電、データ転送、映像転送ができるものとできないものに分かれているので気をつけてください(だいたいはモニタと一緒に同梱されているとは思いますが)
ケーブルに迷ったらMIMASOのケーブルがあれば全部乗せなのでこちらをどうぞ。
(2) USB型テンキー
お勧めに記載するほどでもありませんが、上記のPCも合わせて考えるとこちらも必須アイテムです。
上で持ち運びしやすいPCをお勧めしましたが、個人的な感覚では持ち運びやすいPCの大きさ的は14インチがギリギリのラインと思っています。
そうなるとほぼ必然的にPC自体にテンキーが付いていないのでUSBの外部テンキーが必要かなと。
数字を扱わない場面はなく、入力・計算と使いどころは多いので合わせてご準備頂ければと思います。
なお、自分はTypeCで充電しBluetooth接続ができるテンキーを購入していたのですが、肝心な時に充電がなく使えないことが多かったためUSB型を買いなおしましたのでそのあたりも参考になれば・・・
(3) モバイルWi-fi
これも大学校側からの案内に記載されていると思います。
基本的に養成課程中の拠点である中小企業大学校内にはWi-Fi環境が整っており、自身で通信環境を整備する必要性はそこまで高くないと思いがちですが、実習が始まり実際の企業へ行く際に必ずしも通信環境が整っているとは言えません。実習班にはテザリングで乗り切っている人もいましたが、モバイルWi-Fiはあるに越したことはないです。
自分が参加していた半年は7月以降なぜか実習が佳境に入るタイミングで大学校内のWi-Fiが使えなくなり阿鼻叫喚に陥っていたので万が一の保険のために準備頂くことをお勧めします。
(4) 延長コード
これは併設している東大和寮に入寮される方だけになります。
入寮すると個人1部屋に半年間お世話になるのですが、部屋の中は思ったよりコンセントがありません。作業を部屋で行うことも多くなりますので、その環境整備のためにも部屋の中のストレス源はなるべく排除することをお勧めします。
自分は下記のAnkerのものを使用していました。通常のコンセントにUSBもAとCが繋げる便利仕様です。
ガジェットまとめ
かなり長々と書いてしまいましたがパッと思いつくのがこのくらいでしょうか。
ツールなども記載したいのですがこの後に続けるとあまりにも長くなりすぎるので分けて記載させていただきます。おそらくツールの方が色々と出てくると思うので・・・
なお、PCはともかくサブモニタなどは入寮後に購入いただいた方が良いと思います。自分は調子に乗ってモニタ等も行く前に準備したら荷造りにかなり苦労した記憶があります。
半年間生活すると部屋に荷物がどんどん増える(はず)ので、まずは入寮して自分なりに必要なものを購入する方が効率的ですね。(Amazonで配達をお願いするとフロントで預かってくれるのでとても楽です)