トム・ホランドのスパイダーマンはいいぞって話
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)スパイダーマン3楽しみですよねー(既視感)
どんなに楽しみでも根拠のない噂に惑わされちゃダメ!お兄さんとの約束だぞ!!
過去3回映画化されたスパイダーマン。どのスパイダーマンがお好きですか?私は全部好きです。オタクなので。
でもまあ敢えて1番を決めるならトム・ホランド君演じるMCU版なんですよ。これ意外って言われること多いんです。というのも日本ではサム・ライミ監督のトビー・マグワイア版スパイダーマンが圧倒的に人気。そして根強くファンのいるアンドリュー・ガーフィールド演じるアメイジング・スパイダーマン。MCU版スパイダーマンは賛否両論な意見を目にする機会が多いと感じます。
なぜトムホスパイディを受け入れられない人がいるのか。よく目にするのは「トムホのスパイダーマンは苦労しない」「他のヒーローと共演しちゃってスパイダーマン単体の作品とは思えない」「不幸じゃないスパイディなんてスパイディじゃない」等々。いや、分かる。めっちゃ分かる。苦労して不幸で孤独なピーター・パーカーいいよね。
でも私は言いたい。いいじゃないか。保護されて愛されて先輩たちの背中を追いかけているピーターでもいいじゃないか。
この記事はそんなトムホスパイディ愛に溢れる私が滔々とLoveを語る記事です。
MCU版ピーター・パーカーの物語
MCUにおけるピーター・パーカーの物語は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」から始まります。
クイーンズでヴィジランテ(自警)活動を行っていた高校生ピーター・パーカー。インターネットに上がっていた活動動画を見たトニー・スタークは、殺人容疑のかかっているバッキー・バーンズと逃亡したスティーブ・ロジャーズを捕えるためピーターを自分の仲間に引き入れます。
最初は自分の正体についてしらばっくれていたピーターですが、トニーの目は誤魔化せず半ば強引にドイツに連れてこられチーム・アイアンマンの一員としてチーム・キャプテンを相手に奮闘。キャプテンの盾を奪ったりバッキー&ファルコンを拘束したりと獅子奮迅の活躍を見せるも戦闘途中で体力を使い果たし、トニーの命令でクイーンズへ強制送還されます。
ピーターの物語は「スパイダーマン:ホームカミング」へ続きます。アベンジャーズ入りは認められなかったもののヒーロー見習いとしてトニーの眼鏡にかかったピーターはヴィジランテ活動にいそしみます。親友のネッドに正体バレしたり、トニーに”ピーターのお目付け役”として派遣されたハッピー・ホーガンとは上手く意思の疎通ができなかったりと次第にフラストレーションを溜め込むピーター。武器売買を行うエイドリアン・トゥームス/バルチャーを捕えようとするも失敗し、無人機アイアンマンに救出されます。その後バルチャーの取引現場を急襲したピーターは自身のミスから多くの乗客を乗せたフェリーを半壊させてしまいます。
ピーターの尻ぬぐいをしたトニーは人の命を危険にさらしたピーターを叱責、スーツを没収。落ち込むピーターですがトゥームスが想い人リズの父だと知り、なんの機能も持たないホームカミング・スーツをまといトゥームスの野望を食い止めることに成功します。
そして物語は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ/エンドゲーム」を経て「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」へと続くのです。
鋼鉄の男をメンターに
前述の通りピーター・パーカーといえば孤独と不幸です。いや、正確に言うとアメコミヒーローって大体孤独で不幸なんですよ。では何故ピーター・パーカーだけ不幸と言われるのか。たぶん両親を殺され、叔父を殺され、恋人を殺され、自分の存在自体を消され、他のヒーローに比べ異様に強いヴィランが次々と出てくるからですね。サム・ライミ監督版「スパイダーマン」や「アメイジング・スパイダーマン」はこの原作コミックの流れを踏襲しており、不幸なピーターが主人公でした。一方MCU版ピーターは、不幸でありながらも支えてくれる大人たちの存在が常にありました。
トニー・スタークという男がいます。巨大軍需企業スターク・インダストリーズのCEOで鋼鉄のヒーロー、アイアンマンその人です。
「シビル・ウォー」でピーターにヒーローとしての才を見たトニーは「ホームカミング」で彼のメンター(指導者)となります。
ヒーローとしては半人前のピーター。調子に乗ったり失敗したり一般市民を危険にさらしたり。トニーはそんなピーターに目をかけ、ときには厳しく、ときには叱り、檄を飛ばします。その様子はまるで父と子のよう。
そう、MCU版のピーター・パーカーには父親のような存在がいたのです。
この関係は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でも継続します。
タイム・ストーンを狙うエボニー・マウによって捕らえられたドクター・ストレンジを救出するため、単身宇宙船に侵入したトニー。しかしピーターもまたトニーを追って宇宙船に潜入します。トニー謹製のアイアンスパイダー・スーツに身を包んだピーターは、トニーに「エイリアン作戦」をもちかけ、エボニー・マウを宇宙船の外に放出することに成功。ストレンジを救出し、ピーターは晴れてアベンジャーズの一員となります。
映画「エイリアン」終盤のワンシーン。ちなみに「インフィニティ・ウォー」公開時点で「エイリアン」の配給会社20世紀FOXはディズニーの傘下ではありませんでした。現在は同じ版権元にある両作。面白い関係です。
少し強引だったとはいえ、ピーターの思いついた作戦に乗るトニー。そして才能を認め褒める。「ホームカミング」の一件を経て両者の関係が進展している様子が伺えます。そしてこのときピーターによって救出されたドクター・ストレンジもまた、「スパイダーマン3(仮題)」でピーターのメンターとなるのです。
惑星タイタンにたどり着いたトニー一行。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと合流しサノスと対決しますが、タイム・ストーンを奪われ完敗します。その後地球で全てのインフィニティ・ストーンを集めたサノスは”デシメーション”を実行、ピーターはトニーの目の前で灰になって消滅します。
ここで愛弟子であり息子のような存在であったピーターを失ったことがトニーの心に大きな穴を開け、「タイム泥棒作戦」へと繋がるのです。
トムホスパイディの存在が世界を救う
ネビュラと共にキャプテン・マーベルに救出され地球に帰還したトニー。出迎えたスティーブに開口一番「坊やを失った」と報告します。
私、このシーン「エンドゲーム」の中でもトップクラスに好きなんです。満身創痍で死にかけたトニーの頭の中は「ピーターを失った」ことでいっぱいなんですよ。世界を救えなかったことでも、宇宙を救えなかったことでも、サノスに腹を刺されたことでもなく、「ピーターを救えなかった」ことがトニーにとって最重要なんです。
そして5年後、量子世界から帰還したスコットからタイムトラベルの可能性と手助けを依頼されますがトニーは追い返します。愛妻ペッパー&愛娘モーガンと何不自由ない生活を送っていたトニーにとって、サノスに負けたことはすでに「過去のこと」であり、何も欠けることなく日常生活を送っていたトニーにとって、今更蒸し返す理由は無かったのです。ひとつ、ピーター・パーカーの死を除いては。
スコットたちを追い返した夜、トニーは一枚の写真に目を落します。そこに写っていたのは自分とピーターがふざけあっているツーショット。その姿はまさに親子同然。
そしてトニーは、スコットから聞いた量子力学を利用しタイムトラベル理論を完成させるのです。しかし過去にタイムトラベルには危険がつきもの。何か一つ間違えば、二度と今の生活には戻れなくなります。そんな思いのはざまにあるトニーに、モーガンは言います。「3000回愛してる」。
モーガンから一生分の愛を受け取ったトニーはペッパーに皆を救えるかもしれないこと、危険と隣り合わせなことを伝え、背中を押してもらいタイムトラベルを実現させます。そして「タイム泥棒作戦」に至るのです。
さて、事の発端はスコットが量子世界から帰還したことですが、トニーの腰を上げさせたのは誰でしょうか。私は間違いなく、ピーター・パーカーだと思っています。あの写真を見た瞬間、トニーは自身にとってかけがえのないものの存在、血こそ繋がっていないものの、初めてできた我が子のような存在を思い出したのです。トニーにとってサノスに負けてからの5年は諦めの5年だったでしょう。しかし目の前に急に、かけがえのない存在を取り戻せるかもしれない話が飛び込んできた。
トニーがアベンジャーズに復帰した理由は、アベンジャーズがタイムトラベルを成功させた真の理由は、ピーター・パーカーにあったと言っても過言ではないのです。
そしてサノスとの最終決戦。復活を果たしたヒーローたちがトニーらの元に集結する中、姿を現すピーター。
ついにアッセンブルしたアベンジャーズ。復活した仲間たちと共に、サノス軍にアベンジします。
混戦のさなか、サノス軍の巨大なエイリアンに力負けし倒されるアイアンマン。すんでのところで強力な糸がエイリアンを引き倒し、命を救います。ピーターです。
「ねえ、ヤバいよ。宇宙に行ったこと覚えてる?僕、気絶しちゃって、気づいたら誰もいなくて、でもドクター・ストレンジが”5年経ったぞ”って。で、黄色いわっかを・・・・・・」
開口一番、トニーにまくしたてるピーター。一生懸命に説明をするピーターを、トニーは一言も発さず、じっと見つめます。
そして・・・・・・
「どうしたの?」「うわぁ。なんかいいね、これ」
無言で抱きしめます。この瞬間、トニーはピーターを、唯一無二の存在を取り戻したことを実感するのです。
そして「ガントレットアメフト(勝手に命名)」に参加するピーター。ムジョルニア、ペッパー、ヴァルキリーとバトンパスのように空中で支えられ飛んでいくピーターですが、サノス軍の爆撃に巻き込まれてしまいます。そんなピーターを救ったのは初対面のキャプテン・マーベル。そしてピーターを守るように、アベンジャーズの女性メンバーが集合します。
ピーターをキッカケに即席A-Force結成です。熱い!
それにしても、かつてこんなに愛されたピーター・パーカーがいたでしょうか。みんな若いヒーローがかわいくて仕方ないんだよ。
戦いの終盤、サノスの不意をついてインフィニティ・ストーンを自身のガントレットに移し替えたトニーは”指パッチン”を決行。サノス軍を消滅させることに成功しますが、反動で瀕死の状態に。ピーターは即座に駆け寄ります。
「スタークさん?ねえ、スタークさん聞こえる?ピーターだよ、ねえ。勝ったよ、スタークさん。勝ったんだよ。あなたが勝ったんです。ごめん、トニー・・・・・・」
泣き崩れるピーターを支えるペッパーはトニーに声をかけます。「大丈夫だから」。
このときの大丈夫は「私たちは」大丈夫の意なんですよね。私たち、私や、ローディやピーターやアベンジャーズは、大丈夫だから、だから安心して、ゆっくり眠ってくれ、という意味。そしてピーターは父の代わりであり、師匠でもある大先輩を失います。
先輩の死を乗り越えて
サノスとの決戦から8か月。トムホ版スパイダーマンの2作目「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の冒頭、壁に落書きされたアイアンマンを見てピーターは涙を流します。偉大な先輩を失った傷はまだ癒えません。
そんなピーターは親友ネッド、想い人MJと共に傷心旅行とも言えるヨーロッパツアーに出かけます。なんとかMJの隣の席に行こうと飛行機の中で奮闘したり、ヴェネチアでMJの好きそうなアクセサリーを選んだり。世界を救ったスーパーヒーローとは思えない恋する高校生ピーター・パーカー。尊い。
しかしそんな幸せな時間も束の間。いきなり水の怪物に襲われ、元S.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリーに半分脅迫される形で異国の地でヒーロー活動に参加させられます。
ミステリオと呼ばれる謎のヒーローと共闘するうちにピーターは、その大人な立ち振る舞いに憧れを抱くように。
イタリアを出発しチェコはプラハに移動したピーター一行。その夜、カーニバルを火の怪物が襲撃、ピーターとミステリオが迎え撃ちます。火の怪物に捨て身で特攻をしかけるミステリオ。事態は無事沈静化。ピーターはミステリオ=ベックに誘われ洒落たバーへ。
自分の横で自分を気にかけてくれる大人の男に、ピーターはかつての師の影を見ます。そして、恩師トニーから譲り受けた形見のサングラス、人工知能E.D.I.T.H.を搭載した世界にひとつだけのサングラスをベックに譲ってしまうのでした。何やってんだよピーター!!!
このサングラスは「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でトニーがつけていたもの。
ベックの目的はピーターを騙し、E.D.I.T.H.を盗むこと。すべてはかつて自身を裏切った(と少なくともベックは思っている)トニーに仕返しをするため。ピーターは「ホームカミング」に続き、トニーの尻ぬぐいをする羽目になります
どうでもいいけどこのベック、いかにも邪悪なトニーって感じで好き。
ホテルに戻りMJと夜の散歩をするピーターは、たまたま見つけた投影機付きドローンからミステリオが自分やフューリーを騙していたことに気づきます。デートを切り上げ、スパイダーマンの正体であることをMJに明かしてフューリーの元へ。
仲間たちと別れひとりドイツはベルリンに到着したピーター。早速フューリーと合流しますが、すでにミステリオの術中でした。廃ビルの中でドローンプロジェクターを使った罠に嵌るピーター。ゾンビと化したアイアンマンに追われることとなります。
このときのゾンビアイアンマン、マーベルヒーローがゾンビ化しちゃうコミック、「マーベル ゾンビーズ」が元ネタだと思います。
「マーベル・ゾンビーズ」のアイアンマン
ミステリオをついに追い詰めた・・・・・・!と思った矢先、逆に追い詰められていたピーターは電車に引かれてしまいます。ここの一連、あまりにしんどくて映画館で汗だらだらでした。
一命を取り留めたピーターはオランダの留置所で目覚めます。痛む体を押して脱出し、借りた携帯で電話を掛けた先は師の親友、ハッピー・ホーガンでした。ピーターの声を聴いて即駆けつけたハッピー。「本物だよね?」と尋ね、涙をこぼします。旅行に来てからフューリーには振り回させるし、信頼していた大人に裏切られて大切な人の形見を奪われるし、好きな人とは離れ離れになっちゃうし、大けがを負うし踏んだり蹴ったりのピーター。やっと心から信頼できる大人に保護されて、張り詰めた糸が切れてしまいます(クモだけに)。
忘れられがちですが、このピーター・パーカーはまだ高校生なんです。前2作のピーターよりずっと年下なんです。みなさんが高校生のときってどうしてました?私は恋愛とアニメのことしか考えてませんでしたよ。
ジェット機内で新たなスーツを作る決意をするピーター。ハッピーはその後ろ姿に、トニーの面影を見ました。
「スーツは任せた!音楽は任せろ!」
そうして、MCUの記念すべき1作目「アイアンマン」でトニーが聴いていたAC/DCの「Back in Black」を流します。
「アイアンマン」でスーツを試作するトニーそっくりなピーター。この瞬間、鋼鉄の魂は若きヒーローに継承されたのです。おじちゃん泣いちゃうよ・・・。
一方その頃、ロンドンではミステリオがドローンで投影したテンペスト・エレメンタルと戦っていました。その余波で街や住人に被害が出る中、ハッピーのジェットで追いついたピーターはドローンの群れに突撃、ミステリオのショーを妨害します。同じくロンドンに来ていたMJやネッド達はハッピーと合流。ピーターを妨害したいミステリオによってドローンに追われます。
多くのドローンと戦ううちに、ウェブを使い切ってしまったピーター。そこで、落ちていたドローンの残骸と看板を拾い上げ即席の武器とします。
ソーのムジョルニアとキャプテン・アメリカの盾を髣髴させるこのシーン。ピーターが、アベンジャーズのビッグ3の遺志を受け継いだ瞬間です。大きくなったなピーター・・・。
そしてステリオと対峙するピーター。幻影とドローン攻撃で押されるも、スパイダーセンス(通称ピータームズムズ)によってついにミステリオ本体を捉えます。逆に窮地に陥ったミステリオはE.D.I.T.H.に無茶な攻撃を命令し、自滅します。虫の息のミステリオは「人は信じたいものを信じる」と言い残し死亡します。
E.D.I.T.H.を取り返し、MJと合流したピーターはついに恋を実らせます。やったぜ!
ニューヨークに戻りMJと空中デートを楽しむピーター。
しかし、二人の甘いひと時は刹那、終わりを迎えます。
巨大スクリーンに映し出されたのはデイリー・ビューグルのJ・ジョナ・ジェイムソン編集長。彼はベックがピーターに殺されたかのように編集された映像を流し、スパイダーマンの正体はピーター・パーカーであると告げました。
こうして、ピーターは最大のピンチを迎えるのでした。
ピーターの今後
「人は信じたいものを信じる」と言ったベック=ミステリオ。元はジュリアス・シーザーの言葉ですが、ミステリオの言う通り世間はピーターを殺人鬼として信じるでしょう。「スパイダーマン3(仮題)」では、そんな世間とピーターとの戦いに焦点が当てられると思います。彼を弁護するのはマット・マードック=デアデビル?
SPUMC作品「モービウス」の予告に映っていた、「人殺し」と書かれたスパイダーマンのポスターとの関係は?
また、新たにドクター・ストレンジというメンターを手に入れることも判明しています。「インフィニティ・ウォー」で絶妙な掛け合いを見せてくれたストレンジとピーター。二人がどのような関係になるのかも注目です。
さらにMJとの恋やネッド、フラッシュなど友人たちとの関係。特にネッドはヴィランになるとの噂もあり、さらなるドラマが期待されます。
トム・ホランドはマーベル・スタジオと残り2本の出演契約があると言われておりますので、「スパイダーマン3(仮題)」の他に少なくとも1作品に出演します。「アベンジャーズ5」だった場合、もう一段成長したピーターに会えるかも?
最後に
「シビル・ウォー」でアベンジャーズと初対面を果たしたピーターは、「ホームカミング」でメンター兼親代わりのトニーと絆を深め、「インフィニティ・ウォー」「エンドゲーム」で別れを経験します。そして「ファー・フロム・ホーム」で次世代のアベンジャーズを背負うヒーローとして成長するのです。
「トムホのスパイダーマンは苦労しない」「他のヒーローと共演しちゃってスパイダーマン単体の作品とは思えない」「不幸じゃないスパイディなんてスパイディじゃない」と言いますが、「スパイダーマン」はそこまでいってもスパイダーマンの作品ですし、トムホのスパイディだって苦労はしてます。
そしてなにより、まわりに支えられ、他のヒーローの背中を見て成長するスパイダーマンって尊くないですか?
「シビル・ウォー」でキャップに気さくな挨拶をしていた高校生が、「ファー・フロム・ホーム」ではキャップの遺志をしっかり受け継いでいるんです。これは、MCUが数年単位で、作品をまたいでキャラクターを作りこんでいるからできたことです。
だから私は言いたい。トムホスパイディはいいぞ!尊いぞ!みんな、もっと愛でろ!!
クローク&ダガーと共演してほしかったな・・・。
書いた人:FAQちゃん
サポートしていただくと私の酒代になります。酒を飲みながら記事を書くことが多いので、実質的に創造のサポートとなります。多分。