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最近、世間で現物資産が注目を浴びている理由

なぜ、最近、現物資産が注目されているのでしょうか。

投資商品にも流行はありますが、
それが将来的に高い利益を生み出すとは限りません。
むしろ需要に対して、
供給に何らかの制限がある商品のほうが、
将来的に値上がりする可能性が高くなります。
この条件に当てはまりやすいのが、現物資産です。

事例を挙げると、現在、FA partnersの海外グループが
投資対象としているロンドンやハワイの不動産が、
この条件にマッチしています。

ロンドンでは、中世ヨーロッパの景観を崩すような
建物を建築することは法律で規制されています。
ハワイも、自然を守るために開発が制限されています。
日本では、たとえば京都市などが、
条例で街の風情を崩すような建物の建設を禁じています。
これらの地域では、どんなに需要が高まろうとも、
物理的に供給を増やすことができません。
だから価値が担保されて、値崩れしにくいのです。

供給が制限されている点で言うと、
金やアンティークコイン等も同様です。
元来、金は埋蔵量が決まっており、
金を人為的に増やそうとすれば、かえって高くつきます。
アンティークコインも、数が減っていく一方です。

現物資産は、モノですから金利は付きませんが、
メンテナンスを怠らなければ、通常、
価値は右肩上がりに上がっていくのです。

たとえお金といえども、
需要と供給の関係から逃れることはできません。
必要以上にお金が増えれば、当然、お金の価値は下がります。
お金の価値が下がれば、それだけモノの値段が上がります。

2008年にリーマン・ショックが発生して以来、
世界中で景気対策という名のお金がばら撒かれてきました。
加えて、2年ほど前から物価上昇が始まっています。
物価上昇に円安が加わり、
日本円の価値は下がり続けています。

つまり、モノが価値の源泉になっている現物資産にとっては、
「お金の供給過多」「物価の上昇」という、
2大押し上げ要因が働いているのです。

ご自身の資産を守るためにも、
現物資産をポートフォリオに組み込むことを、
ぜひ、ご検討ください。


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