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ポートフォリオを活用して、効果的に分散投資を行う方法
今回は、ポートフォリオの組み方について
見ていくことにしましょう。
ポートフォリオを組む際は、最初にどの分野に
投資をするのか、大筋の枠組みを決めます。
次に、それぞれのリスクとリターンの配分を決めます。
リスク・リターンのレベルには、
ハイ、ミドル、ローの3種類がありますので、
どう配分していくのかを考えます。
配分の目安としては、
ハイリスク・ハイリターン商品を10%から20%、
ミドルリスク・ミドルリターンを50%から60%、
ローリスク・ローリターンを30%から40%の割合で
構成するといいでしょう。
続いて、検討している投資商品や資産が
どのレベルに当たるのかを調べ、分類していきます。
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たとえば、不動産や投資信託がミドルクラスに
振り分けられているからといって、
実際もそうだとは限りません。
商品によっては、ミドルではなく、
ハイやローに分類される場合もありますので、
ご注意ください。
また、ハイリスク商品が多くなれば、
それだけリスクも高まります。ハイリスク商品は
資産の20%を超えないようにしましょう。
なお、ポートフォリオの肝である
リスク分散について考える際は、
「流動性」「為替変動」「カントリー」という、
3つにリスクへの配慮が必要です。
流動性リスクとは、お金を自由に引き出せないこと。
資金のロック期間が長い商品や、
すぐには現金化できない不動産などが代表例です。
なるべく15年以上引き出しができないような商品は
避けたほうが望ましいでしょう。
為替変動リスクについては、現在、
実感されている人も多いと思います。
通貨が下がれば、その分だけ購入できるものも
減りますから、自身の資産価値も
目減りしていることになります。
為替変動リスクに関しては、資産の一部を
外貨で持つことが、リスク分散に繋がります。
カントリーリスクとは、
投資先の国が政情不安や戦争などで混乱し、
資産運用にも悪影響を与えること。
特に、発展途上国への投資を検討する際は注意が必要です。
ただ、そういう意味では、経済が低迷し、
少子高齢化が進行している日本にも
カントリーリスクは存在していると言えますが。
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