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流しの洋裁人に会ってきて、起業・独立について考える

10月22日〜23日に山梨県富士吉田市でハタオリマチフェスティバルが開催されていました。このイベントについては後日、記事にします。

私は23日に伺って、ついに!流しの洋裁人こと原田陽子さんに会ってきました。流しの洋裁人って!ohariko travelerって!名前からカッコよすぎませんか?旅好きの私の琴線に触れまくって、キャーってなっています。ネーミングセンス神。

同じ岡山県出身の方です。といっても地元はかなり離れているのであるある話とかは無いのですが。明るくて、話しやすくて、すごく感じの良い人です。素敵です。憧れます。

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今でこそ、ワーケーションという言葉がありますが、そんな言葉が生まれるずっと前から、旅をしながらお仕事をしていらっしゃいます。PCではなくてミシンを持って!!最初の頃は車もなく、キャリーケースにミシンを入れて持って歩いていたとか。すご!しかも、先月お子さんをご出産されたばかりなのにもうバリバリお仕事されていました。バイタリティー鬼。

原田さんについて詳しくは過去のインタビュー記事↓をご参照ください。

よく考えたら、いや、よく考えなくても、会社員じゃないから産休育休なんてないんですよね。(産休育休があってないような中小企業もたくさん見てきましたが…)

音楽やIT分野みたいに10代とか20代前半とかで自分で仕事を始めるケースもありますが、少数派でしょう。多くの人は社会人になってどこかに勤めてスキルや人脈を身につけて独立ってパターンだろうと思います。ごめんなさい。調べてません。私の肌感です。

という事は、よっしゃ仕事もっと頑張ろう!やってやるぞ!ってタイミングと出産適齢期ってめちゃくちゃ被ってません?私がまさにそんなタイミングなので、ひしひしと感じています。その上、産んだらボロボロのまま自力で稼がないとなんて、ちょっとひとり起業、独立のハードル上がりますよ。なんなの、もう。

もちろん原田さんのように出来ちゃう人もいらっしゃいます。でも、そんな個人の努力でカバーしなきゃいけないの?って、それができる一部の人しか、仕事も子どももって叶えられないのかなって、思ってしまいます。自分でやりたくてやってんだろ!甘ったれたこと言うな!って言われそうですね。

私の場合は、もちろん自分の自己実現もありますが、それよりも切羽詰まった現実問題として、彼が子ども2人抱えてて、私にも借金してて、上の子は早速いじめられてるっぽくてetc…ということで自由度の高い仕事と稼ぐ力が必要になって起業するので、グチグチ言いつつもやりますよ!

小さな巨人、静かなる怪獣、天使の顔をした悪魔…でも超絶可愛いので頑張れます。可愛いは正義です。可愛いが世界を救うのです。つまりアンパンマン最強です。(は?)

何もかも犠牲にしてでも頑張れるっていうのも凄いと思うし、スタートアップの創業者なんて、大抵そんな人だと思います。ただ、私はそんな階段100段飛ばしみたいな立場ではないし、仮にそうだとしても、そこまで頑張れないと思うので、小さくマイペースに始めようと思います。

(てか、仕事に100%も120%も注げるなんて、初登場からチートやん。それはもはや、ほぼ五条悟なのよ。)

ごめんなさい。僻みです。

立っとる者にゃ親でも使えと教わりましたから、恵まれている人はその恩恵を存分に頼って良いと思います。スネはかじれるだけかじって、骨までしゃぶれば良いと思います。そういう人がいるからこそ、世の中回っているので、適材適所ですね。

結局、他人は他人。自分は自分。
僻んでも手持ちのカードが増えるわけではないので、やれる事から始める、考えるより手を動かす、はい、やりますよ〜、しっかりして私。

今は自分のことで精一杯ですが、将来、一人でも安心して事業ができる労働組合的な何かができたらなぁなんで思った次第です。(私が知らないだけで既にあるのかな??知ってる人がいたら教えて下さい。)

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