24歳、初めて自転車に乗る
お世話になります。TOYOZANEです。
突然ですが皆さん、自転車には乗れますか?
おそらく、このnoteを見ていただいている99%の人が「いやいや、聞かれるまでもなくみんな乗るでしょ!」と思っていることでしょう。
でもね、自転車ってみんなが乗ってるもんじゃないんですよねー…w
乗れない人だって大勢いるんです。
そうです、ほんのちょっと前までの僕です。笑
ということで今回は、2020年8月25日まで残りの1%だった僕が自転車に乗れるようになって感じたことを書いていこうと思います。
自転車を避けてきて24年。よかったらその人生をのぞいていってくださいな。
僕の自転車遍歴
【小学生時代:自転車にコンプレックスを植え付けられる】
僕が初めて自転車に触れたのはおそらく小学校三年生くらいの時だったと思います。
当時、僕の小学校では自転車講習という交通ルールの講習がありまして、その時に自転車のルールを学ぶためということで初めて自転車に乗りました。
ゆうても小学校三年生ってみんな自転車で遊びにいったりするお年頃(?)なので、周りのみんなはいつも自転車に乗っているので、自転車講習でもスイスイ乗れるんですよね。
ただ、僕は当時は自転車に乗ったことがなくて、案の定全然乗れなかったんですね。
僕は小学校ではある程度勉強とスポーツができて、みんなのリーダー的な感な感じで威張ってましたから、自転車に乗れなかったのを周りに見られるのががめちゃ恥ずかしかったのを24歳の今でも強烈に覚えています。
「こんなに恥ずかしい思いは2度としたくない!」
ここから僕の自転車コンプレックスはスタートします…
【中学・高校時代:自転車に乗れない=恥→自転車に乗る必要のない環境を求めて】
中学生になって周りの友人たちは「チャリでどっかいこーぜー」みたいな感じになってきて、正直自転車練習するなら今しかない!と思ったこともありました。
しかし当時思春期真っ盛りの僕は、乗れないけど練習するのも恥ずかしいみたいな変な心境で自転車を練習することから遠ざかる日々が続きました。
ただ、自転車に乗れないことを大っぴらにするといじられるのは明白だったので、”学校では仲がいいけど一緒に放課後遊ぶほどではない”くらいのウッスーーい人間関係を作ることに終始していたのを覚えています。
今振り返ってみると、これは本当にもったいないことしたなーとつくづく思います。
唯一良かったこととしては、「誰かと遊ばないため」に勉強や部活に必要以上に打ち込んだので、成績は入学当時クラスビリくらいだったのが、中学校3年生くらいの頃には上から10番目くらいには上がっていったということはあります笑
ただ、学生時代からこんな感じでしたから、友達はなかなかできませんでしたね…😭
ちなみに高校生になっても中学時代と同じく”誰かと遊ばないため”に部活と勉強を頑張っていたと記憶しています。
高校生の頃のモチベーションは大学になったら”クラス”という概念がなくなるから、無駄に誰かと仲良くならずに済む→自転車に悩まされなくて済む!
という方向でした。笑
【大学時代:自転車?乗れませんが何か?】
そんなこんなで大学生になったわけですが、中学・高校時代からウッスーい人間関係を構築することに慣れてきたからか、自転車に乗れないことは全く気にならないほど友達ができませんでした。笑
6年間自転車に乗れないコンプレックスを抱えていたことで、暗い人間が出来上がってしまっていたんですね。
無事大学デビューを飾る周りの人々が眩しく感じることも一度や2度ではありませんでしたが、どうしても「自転車に乗れない」ことが足枷となり、誰かと遊びに行く気にはならなかったです。
で、結局友達がほとんどいないまま大学生活を終えることとなります…
【社会人:気まぐれ一念発起→自転車へのラストチャレンジへ】
そんなこんなで小学校3年生からずっと自転車にコンプレックスを抱き、自転車にを避け続けて無事(?)社会人になってしまいました。
ここまでずっと自転車から遠ざかる生活をしていたわけですが、社会人になって
「自転車に乗れないから乗り方を教えてもらうことってそんなに恥ずかしいか?」
と言う疑問がふと浮かんできました。
と言うのもそもそも自転車を練習しなかった理由が、「周囲に自転車を練習しているのを見られるのが恥ずかしかったから」なんですね。
実は心の奥にはずっと自転車に乗りたい気持ちはあったのに、「自転車に乗れないことを周囲から馬鹿にされるのではないか?」という変なプライドがずっと邪魔をしていました。
「でもコロナ禍の今なら出歩いている人も少ない→見られることも少ないからチャンスだ!」と自分を納得させ、「一回だけ自転車の講習を受けてみて、そこで乗れなかったら一生自転車とはおさらばしよう!」という強い覚悟のもと、自転車に乗れるパーソナルの練習的なやつを受けてみることにしました。
運命の2020年8月25日。ついに自転車に乗れる日が来た。
そして8月25日、ついに自転車を克服する日がやってきました。
練習場所は京都府の西京極総合運動公園。
ネットを通じて人に会うのは初めてではないのですが(出会い系は使ってませんよ!)、やはり初対面は緊張します。
先生は30代中盤くらいの優しそうな男性。
早速自転車の初歩の初歩から教えてもらいます。
初めはサドルを目一杯低くして、両足がべたっとつく状態で歩くことから始まりました。
自転車に触るのすら小学生以来だったので、両足で歩くことすら苦労しました笑
朝10時くらいだったのでそれほど人はいなかったのですが、やはり初めは周りの目が気になる…
ある程度両足で漕ぐことができたら、次は片足をペダルに乗せて片足だけで加速し、加速がついたら両足をペダルに乗せてしばらくスーッと進む練習。
この時くらいからスピード感に自転車が楽しくなってきます。笑
で、その片足加速の状態から両足をペダルに乗せ、漕いでいく練習です。
これが一番の難関でした。
僕は左足をペダルに乗せて右足で加速していったのですが、右足をペダルに乗せた瞬間に右足のペダルがとてつもなく硬くて動かせないんですよね…笑
左足に体重をかけすぎて左足のペダルを漕いでいなかったからなのですが、それに気づくまでに時間かかりました。
正直漕いでスピードが出るのが怖かったです。笑
ですが、ここに気づいてからは早く、「両足をペダルに乗せたら左足で漕ぎ始める!あとはリラックス!」という意識をするだけで、30m、50m、100m…と徐々に距離を伸ばすことができ、30分くらい経つ頃には公園を一周できるくらいまでは成長していました。
先生の教え方がうまかったおかげで、30分の練習で10年来のコンプレックスを解消することができたわけです。
自転車に乗れるようになって思ったこと
最後に、小学生時代から自転車に乗れなかった僕が自転車に乗れるようになって感じたことがあります。
それは、みんなができることを特に小学生・中学生の時にできないと、”誰かと関わらないため”に変な方向に頑張ってきてしまう可能性が高い。ということです。
つまり”人間関係の構築”から逃げてしまう可能性が高くなるとおもいます。
僕の場合は自転車でしたが、例えば勉強や運動が極端に苦手だったりすると、周りの人はどうも思っていないのに、勝手にできない自分を恥じて塞ぎ込んでしまうんですね。
なので僕が言いたいのは、そんな些細なことを気にする暇があったら明るく振る舞っておくのが得策ということです。
2度と戻らない学生時代こそ、そんな大人になった時から見たらしょうもないコンプレックスに悩まされることなく、人間関係の構築に時間を当ててほしいと思います。
悩んでいる時間がもったいない。
あともう一つ。
もしそのコンプレックスを解消したいと思ったら、ぜひ周囲に頼ってください。
一人ではなかなかできなくても、教えてもらってたら意外と簡単だったというのは世の常です。
恥ずかしさなんか捨てて、一歩踏み出すと世界は広がります。
ぜひ一緒に世界を広げていきましょう。
ということで、今回は「24歳、初めて自転車に乗る」ということでお話しさせていただきました。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気になったら他の記事も読んでみてくださいね👌