呼吸するように丁寧に選択する~人生の豊かさとは~
こんにちは。片山史哉です。
今回は「ゆたかさってなんだろう」について書きたいと思います。
「豊かさ」の定義
この話をするときに様々な視点から意見があると思うので、まず「豊か」とは何かを定義する必要があります。
「豊か」とは・・・豊富にあること。不足のないこと。
を指します。
つまり、「たくさんある」ということです。
みなさん豊かな方がいいですよね。
しかし、たくさんあっても困ることってありませんか。
例えば、うちにじゃがいもばっかり豊富にある状態はじゃがいもにおいては豊かですが、自分の人生を豊かにしてくれますか。
お金が使い切れないほどある状態で自分の人生は豊かになりますか。
これから話す「豊か」という状態を
自分の人生が豊かにするかどうか
という定義で話を進めていこうと思います。
豊かさ=選択できること
これからの生き方を考えるための豊かさは
と思い描いた時に
ゴール地点から振り返ることにしています。
これは7つの習慣でやった弔辞を思い描けという部分にフォーカスした考え方です。
ぼくは死を迎えた時にこんなことを言われたい。
こんな風に思われて死にたい。
では、そのために何をするのか。
その弔辞をもとに自分の憲法、つまりルールを決めます。
例えばポジティブシンキングとかはぼくのルールになっています。
これは自分の考え方だけでなく、行動が伴わなくてはいけないことです。
自分のルールを守ろうとしたときに、そのルールに従って行動するという選択ができる状態。
これをぼくは豊かな状態とします。
4つの条件(時間、お金、精神、肉体)
ぼくが自分のルールを守るために必ず用意しておかなくてはいけない状態が4つあります。
それは
・時間
・お金
・精神
・肉体
この4つです。
例えば、ぼくがしたい動画編集を例にとってみましょう。
ぼくが動画編集のスキルを上げ、いろんな方の日常をきれいに残していけるとしたらこれはぼくにとってもやりがいがあり、周りの人にも嬉しいことです。
時間
ぼくが動画編集の勉強をしたいと思い週に1回スクールに通おうとしたとします。
しかし、もしぼくがこの時間は自分のために使いたい時間としてコンスタントに確保できない状態だとしたらこれは叶えられなくなってしまいます。
お金
やっぱりお金がたくさんあったほうがいいんだね。という単純な話ではありません。多くのお金を手に入れるために多くの時間や体力、精神的負担を費やしていたら元も子もないわけです。
自分のやりたいことに対してどれくらいのお金が必要なのかというのを明確にしそれに合わせた収入を得ることが必要ということです。
機材の購入や編集にかかる費用などを捻出できるお金があるのか、またそれによって失うものがない状態にしておくべきです。
精神
ぼくが動画編集をするうえで、例えばやらされてる感や目的を忘れることがあってはいけません。
情緒が不安定な状態では作品にそれが現れ、雑になったり相手のことを考えたいいものはできないからです。
ぼくは最近散歩をすることにしています。Voicyを聞きながら歩いているのですが自分の心をクリアにして何かをインプットすると頭の中もクリアになって情報もスッと入ってきます。
体力
動画編集はコツコツした作業の繰り返しになることもあります。時には体力勝負になることも当然ありますし、体力がなければ集中力も落ちます。
日々の運動はいろんなところに影響を与えてきます。
人生は選択の集合体
上記ではぼくがやりたい動画編集を例にあげてみましたが、何をするにもこれは普遍的な条件であると考えます。
豊かさのベースにはこの4つを持ちあわせているかが重要になると考えています。
人生は選択の連続です。
自分はいまこうする。という短期的な選択から
転職してこれになる。という長期的な選択まで
様々な選択があります。
皆さんは一日に何回選択していますか。
人は1日に9000回選択をするという説から35000回選択をするという説までいろいろありますが、つまり選択の連続で人生はできているということです。
その一つ一つを丁寧に選択していくことを呼吸するようにやっている人は人生が豊かになっていくのではないでしょうか。
ぼくもこれを呼吸するように習慣にしていきたいと思います。