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私に力があったなら、今すぐどこか
暑さを凌ぐところを紹介したいけれど、
それすら出来なくて申し訳なく思います。

もし、
あなたが漫画喫茶などに寝泊まりできているなら、
そうでなくてももし、
本屋に寄れたり、
Kindleで800円ほどの本をダウンロードすることが可能な環境ならば、

まあそれは今日の稼ぎや手持ちのお金の残額によるとおもうんだけど、

機会があったらぜひこの本読んでみてください。

当事者でなくても、誰か、
身近な人で生活が不安定過ぎて心配な人がいるっていう人も

ぜひ読んでみてください。

あなたにとっての神さまは、
そりゃあ本物の神さまにこしたことはないけれど、
別に本物の神様でなくてもいいんだよ。

それは人間の形をしてるかもしれないし、
福祉の専門家なのかもしれないし、
その辺のおばちゃんかもしれないし、
情報という形式の神さまなのかもしれない。

だけど、
一見神さまのように見える
神さまとは対極的な
ものにだけは、
騙されないで欲しい。
命と尊厳にかかわるから。

夜が明けるのを信じて、自分の身を守って欲しい。

この本に出てくる様々な出来事は、

今この瞬間にもすぐそこで起きている。

この主人公はまだ若くとても魅力的だけれど、
頼れる身内が一切居ないところだけ、
私と同じであり、すべてが他人事じゃなくて一気に読めました。

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