たった1人の分析から事業は成長する?顧客起点マーケティング!
皆さんこんにちはふぁんたまんです!
今回はマーケティングについて書いてみました!
将来居酒屋を始めたい私にとって、
どんな雰囲気にしようか?どこで開店しようか?
価格帯は?メニューは?顧客層は?
など考えることがたくさんあります。
いわゆるコンセプト作りをしなきゃならんわけです
そんなコンセプトを考える際に
必要になってくるのが
マーケティングだと思ったんです!
あぁこれ勉強しちゃったら絶対売れるなぁ。
てか、売れるに決まってんねーん。 ズィーヤ!!
って感じです
関係ないかもしれませんが、私の居酒屋開店
ストーリーも是非読んでください!!
それでは本編にどうぞ
・はじめに
まずマーケティングを学ぶ際に参考にしたのが
実践:顧客起点マーケティング
~たった一人の分析から事業は成長する~
という本です。友人に紹介して頂きました。
本当に感謝です。
この本の表紙を見て一番最初に思ったことが、
ん?分析って何千人とかに対して
行うものじゃないの?
1人に対して分析してもその人を
知るって事にしか過ぎなくない?
それでいいんです。むむむっ
筆者がマーケティングにおいて
最も大切にしているのは、
「一人の名前を持つ具体的な顧客"N=1"を徹底的に理解することで、その深い理解と共感を通じて、
ビジネスを成長させる"アイデア"を見つける」
ということだそうです。
何だか確かなようで確かではないような...
まだ第1章しか読めていません!ごめんね~!
というわけで今回は
マーケティングの「アイデア」と
"N=1"について纏めていきます!!
・マーケティング「アイデア」とは何か?
本書ではマーケティングにおける
「アイデア」を以下の図で示しています。
図のようにアイデアは独自性と便益の
四象限で表すことができます。
筆者は独自性のみでアイデアとは定義せず、
独自性がありかつ便益があるものが
真のアイデアと定義しています。
ここでいう独自性、便益とは
独自性・・・他にはない特有の個性。唯一無二。
→その商品が注目に値するかどうかが決まる
便益・・・都合がよく、利益があること。
→顧客がその商品を買う、時間を使うに値するかを決める
なるほど!!
確かに、最近テレビでよく目にする
チョコプラの道具も
そう考えてみればギミックに過ぎないよな
注目されるけど、売ってても買わないし笑
ただ、お笑いって観点では認識が違いますが笑
自分の立場で日本酒に置き換えて四象限を
分類をしてみました!
(近場で見るものでブランドに頼りすぎていないもの)
便益=購入頻度、独自性=斬新
って感じで分析してます。
アイデア・・・松竹梅「澪」、日本酒のだし割
コモディティ・・・白鶴まる、ワンカップ大関
ギミック・・・瓶が富士山の形の日本酒
資源破壊・・・思いつかねーわ!!笑
鬼殺しですら資源破壊ではない
強いて言うなら開封した瞬間味が落ちる日本酒
そんなの売るはずない...まぁだから資源破壊なのか...
日本酒のだし割
最近三菱食品がとんでもないもの出したんです。
これは売れると思う...
・「プロダクトアイデア」と「コミュニケーションアイデア」
先に説明したアイデアを更に深堀していくと、
アイデアは大きく2つに分類することができます。
「プロダクトアイデア」
と
「コミュニケーションアイデア」
の2つです!!
プロダクトアイデア・・・
商品自体に独自の機能や特徴があり、
かつ具体的な便益があること。
独自性=便益が最強
つまり、だし割=うまい、日本酒のだし割は
プロダクトアイデアとして最強
コミュニケーションアイデア・・・
広告において既視感のないものが使われており、
それを受け取って楽しい、面白いといったような
感覚を得られること。
そういう意味では瓶が富士山の形をした日本酒は
コミュニケーションアイデアとして
成り立っていそうです。
もちろんこの両方が備わっていれば
売れ行き間違いなし!!
なんですが、コミュニケーションアイデアには
限界があります。
先ほども述べた通りプロダクトアイデアが
独自性=便益の場合は最強です
日本酒のだし割もおでんの絵とレンジで温める
というストレートな表現で勝ち確だと思います。
(実際まだ売れたかはわからないけど...)
ただ、先に紹介した富士山型の日本酒ですが、
コミュニケーションアイデアがあっても
人生で買うのは1度か2度くらいってとこですよね...
最終的に重要なのはプロダクトアイデアが
どこまでイケてるかってことですね。
この本めちゃくちゃわかりやすい!!
・早期の認知形成の重要性
プロダクトアイデアが最強と述べましたが、
例外もあります。
模倣してきた追随者に
ポジションを奪われる場合です。
自分の身近な例だと荒野行動とか?
PUBGの方が先にあったけど、
自分は荒野行動の方が認知が早く
荒野行動の方にどっぷりはまりました。
今でも日本で人気なのは荒野行動ですよね。
他にも世界的なシェアを誇るコカコーラも
アジアの1部ではペプシの方が人気だったりします。
この様にどれだけ早く認知されるかも
重要な項目となります。
売り上げが伸びない理由がプロダクトアイデアの
問題なのか認知不足なのかを
見極める必要もあります。
・"N=1"を絞り込む理由
最後に筆者が大切にしている
分析の対象を"N=1"に絞る理由です。
ここまではより深くアイデアについて
説明しました。
では、実際にアイデアを思いつくのは
どんな時でしょうか?
例えば、
下記の3つの対象にお酒とおつまみを
提供する時に1番喜ばせる自信があるのは
どの対象ですか?
1.両親、兄弟、彼女いずれかの1人
2.研究室の同期、会社の同僚10人
3.20代~50代の週1回は居酒屋に
行くと回答した男性1000人
私なら明らかに1→2→3の順です。
皆さんもきっとそうでしょう。
直接知らない、複数人に対してのとなると
答えはどんどん複雑になります。
でも、やっぱりなるべく多くの人にこの商品の
価値を知ってもらいたいから1000人の分析を
行った結果を反映したいって思いますよね?
ただ、筆者いわく1000人の分析を行うと
人間的に最大公約数を求めてしまい、
妥協になってしまう傾向になると言っています。
確かに...自分の意見を最終的に
押し殺してしまう事があるかも...
"N=1"に絞って分析することで強い独自性と
便益のプロダクトアイデアを生み出せるわけで
"N=1"に注目するからこそ、他の人にも響く
可能性の高い、強いアイデアの手がかりが
得られるわけです!!
ようやく納得できました。この本面白い!!
・終わりに
これから居酒屋を開くにあたって、
まずは親父と飲む機会を増やそうと思います。
結局おいしく飲む楽しさを教えてくれたのは
親父だし、親父の理想の居酒屋が
俺の理想の居酒屋なのかも
なので、親父を徹底的に分析してみるのも
いいかなと思いました!!笑
終わり!!