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カーソンと消費

 私たちは心をもっと高いところに向けるとともに、深い洞察力をもたなければならない。残念ながら、これをあわせもつ研究者は数少ない。生命とは
私たちの理解をこえる奇跡であり、それと格闘する羽目になっても、尊敬の念だけは失ってはならない。生命をコントロールしようと殺虫剤のような武器に訴えるのは、まだ自然をよく知らないためだといいたい。自然の力をうまく利用すれば、暴力などふるうまでもない。必要なのは謙虚な心であり
科学者のうぬぼれの入る余地などはここにはないといっていい。~
 
 カーソンの書いた「海の中」の美しいリズムは多くの人を魅了してきました。「海の生物たちにとって棲み慣れた場所、水の世界を実感するためには、長さや幅、時間や空間に対する人間的な感覚をすべて捨て去り、水にとりまかれた宇宙にわが身を置く心持にならねばならない。」
とカーソンは言う。「明晰さは太陽にもっとも近い心の傷である」と言ったのはルネシャールだが、カーソンにとって宇宙は水にとりまかれた世界である。
 ESGのコンサル会社増えてきている。レポートをどう書けばいいのか?
ESGはお金で買えばいい。と考えるきれいなレポートではなく、担当者と会ってポロッと出てくる言葉から評価している会社がある。SDGsのグリーンウオッシュ 実はちがうというのをチエックしないといけない。きれいごとの間にどのような どんな風にお金が流れているか?チェックする。
日本には個人資産が2000兆円以上ある。70%が65才以上がもっている。企業内留保600兆円 サービス業の95%が中小企業で労災がある。どうやってお金が動くのか?取り組めば取り組むほどもうかる。こんな金融商品作って!と金融商品の開発の提案を待っている。
まともな社会のテクノロジーが発達することで、自由な時間を手に入れる。ほとんどの労働がガラクタを生み出す仕事。ほとんどの消費がガラクタ。いらない商品をつくるから仕事がつまらなくなる。まともな仕事なら、わくわくしてきます。消費の優等生の視点、これをはずすと見えてくる世界とは?
 

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