Jリーグのホームアドバンテージ
できるだけ正確なレーティングを求めるために、Jリーグのリーグ戦のホームアドバンテージ(ホームチームの優位性)がどの程度かを調べておきます。
ホームアドバンテージとは?
30年分のデータ
1993年から2022年までのリーグ戦(J1+J2+J3)30年分のデータは以下の通りです。
試合数: 19,914
ホーム勝ち: 8,512 (42.74%)
引き分け: 4,471 (22.45%)
アウェイ勝ち: 6,931 (34.80%)
※PK戦での決着は引き分けに含んでいます
参照:https://data.j-league.or.jp/SFTD01/
レーティングの算出では、引き分けは0.5勝に換算するので、
(8,512 + 4,471 / 2) / 19,914 ≒ 53.97
ホーム側の期待勝率が約54%とわかりましたので、これを期待勝率の計算式にあてはめると、54%はレーティングの差で約28に相当します。
2022年のデータ
ちなみに、2022年だけのリーグ戦(J1+J2+J3)のデータは以下の通り。
試合数: 1,074
ホーム勝ち: 436 (40.56%)
引き分け: 290 (27.00%)
アウェイ勝ち: 348 (32.40%)
引き分けを0.5勝に換算すると、
(436 + 290 / 2) / 1,074 ≒ 54.10
54.1%はレーティングの差で約29になり、30年分のデータと傾向はほぼ変わりませんでした。
まとめ
Jリーグのリーグ戦のホームアドバンテージは、
期待勝率:約54%
レーティング換算:+28
となることがわかりました。