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「みんなが投資している商品だから安心」とは限らない

最近、詐欺の手口が巧妙化してきています。

「FXで稼ぎませんか」という巧妙な手口
https://www.47news.jp/47reporters/7696984.html

上記の事件で詐欺に使われていたアプリは、
楽天証券なども採用している
知名度が高いものでした。

しかし、このアプリは
約1000万円のライセンス料を
支払って契約すれば、
アプリ上で起動するプログラムを
自由に組むことができる、というものでした。

投資家が、アプリ内にある
詐欺会社の商品を選択すると、
架空のチャートが表示されます。
でっちあげのチャートを見せられた投資家は、
「自分は儲かっている」と思い込み、
さらに大金を注ぎ込みました。

ところが実際、お金は運用されておらず、
業者がすべて懐の中に入れていたのです。

通常、ユーザーが投資の成否を判断する際に
チェックするのが取引記録です。
けれど先にも述べたように、取引記録は
サービスによっては改ざんが可能
です。

それでは、ユーザーは一体
どうすればいいのでしょうか。

たとえ商品が正規のものであったとしても、
いずれにせよ、ユーザーは限られた情報の中で
投資の判断を下さなければなりません。
そのような時に、有力な判断材料の1つに
なり得るのが“エイジング”です。

詐欺師にとって、詐欺商品を販売し続ければ、
それだけ悪事が公になる可能性が高まります。
自分たちの労力とリスクを考慮するなら、
当然、短期間に荒稼ぎして、
バレる前に高跳びするのがもっとも安全です。

私たちFANGSが調査したところ、
詐欺商品は早いもので数ヶ月、
少し手の込んだものでも数年で破綻していました。

一方、サービスの運用期間が長ければ長いほど、
その商品の信頼性は高いと考えられます。
長期間続けるには、運営側も
相当な努力をしなければならないからです。

他に、ユーザーが運用会社を見分ける方法として
「ライセンスを所持しているかどうか?」
が挙げられます。しかし残念ながら、
ライセンスを持っている会社であっても、
不正を働くことはあります。

結局のところ、最終的には
知名度やライセンス等に頼るのではなく、
ユーザーが自ら商品の選別眼を
磨いていく以外になさそうです



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FANGS Group【ファングスグループ】
HP:https://www.fangs-g.com

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