【“日本のセーフティネット”社会保険の役割を知ろう】
給与明細を見ると、毎月、
結構な金額の社会保険料が引かれていますよね。
でも、そのおかげで
受けられるサービスも多いということを
ご存じでしたか?
通常、給料から差し引かれているのは、
健康保険、厚生年金保険、介護保険、雇用保険
の4つです。
健康保険には、大きく分けて
医療保険、出産育児一時金、
高額療養費、疾病手当の4つがあります。
たとえば、病気やケガをした際に、
保険証を持って病院に行くと、
自己負担3割で医療を受けることができます。
これが医療保険です。
疾病手当金は、病気やケガで働けなくなり、
十分な収入が得られない時に支払われます。
加入している保険にもよりますが、
通常、過去12ヶ月の平均給与の3分の2程度が、
最長で1年6ヶ月支払われます。
医療保険を使っても、高額な医療費が
かかることがあります。そんな時のために
用意されているのが高額療養費制度です。
自己負担限度額を超えた分が、
手続きをすることで払い戻されます。
厚生年金には、老齢年金、障害年金、
遺族年金の3つがあります。
通常、“年金”と聞いてイメージするのが
老齢年金です。
障害年金は、病気やケガなどによって
障害状態となった時に支給されます。
受取額については、
認定される障害の等級によって変わります。
実際に受給が必要になった際は、
お近くの年金事務所で確認するといいでしょう。
遺族年金は、被保険者が亡くなった際に、
遺族が受け取ることができる年金です。
万一、一家の大黒柱が亡くなったとしても、
厚生年金に加入していれば、
残された配偶者や子供の生活費は
ある程度は賄えます。
つまり生命保険に加入する際は、
厚生年金でカバーしきれない分を
任意の死亡保険で補えばいい、ということです。
実際は、家族構成や年齢などにもよりますが、
だいたい子供が生まれて20歳になるまでの間は、
1000万円から1500万円程度の死亡保険に
加入しておくと、カバーできることが多いでしょう。
よかったら1度、ご自身が加入している
社会保険や生命保険の内容を
確認してみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、余計な固定費の削減に
繋がるかもしれません。
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