大きな出費をする際、事前準備はどのようにすればいい?
人生では、まとまったお金が必要になることが
何度か訪れます。
たとえば家を購入する時、車を購入する時、等々。
家を購入する際に考えるべきなのが
「住宅ローンの支払いが発生することによって、
月々の生活費が圧迫されないかどうか?」です。
中には、他の費用を切り詰めてでも、
理想の家を買いたいと思う人もいるでしょうが、
住宅ローンは長年に渡って支払うものです。
今、支払えるかどうかで考えるのではなく、
「今後のライフプランに影響はないか?」
「予期せぬトラブルに見舞われても問題ないか?」
といった観点から考えることが大切です。
車を購入する際も、結構な出費となります。
車の購入でポイントとなるのが、
「カーローンを組むか?現金で払うか?」という点です。
結論としては、金利が4%以下になるのであれば、
カーローンを組むことをお勧めします。
もし、手元に現金があったら、
車を現金一括で買いたくなる人もいるとは思います。
しかし資産形成をしっかりと行い、
年利6%の水準で運用ができている場合は、
現金を運用に回して、カーローンを組むほうが
家計的に有利になる、という考え方もできます。
借金を怖がるのではなく、
上手く利用することを考えてみましょう。
大きな出費後も、生活を維持していくためには、
無収入期間ができることを避けなければなりません。
そういう意味で、要注意なのが転職です。
もし、退職した翌日から新しい職場で働き始める
というのであれば、問題ありません。
けれど万一、無収入期間ができてしまったら、
心理的にもプレッシャーが大きくなります。
転職を成功させるコツは、事前に
余裕資金を確保しておくことです。
目安として、普段の支出の3ヶ月分の貯蓄を
用意しておくようにしましょう。
2020年より、失業保険の給付制限期間が短縮されました。
たとえ自己都合退職であっても、
5年間で2回までは給付制限期間が2ヶ月になります。
ただし、3回目の自己都合退職をした場合は
3ヶ月に戻りますので、ご注意ください。
手元資金が少なくなると、
焦って転職活動にも支障が出ますから、
資金はなるべく多めに準備しておくほうが安心です。
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HP:https://www.fangs-g.com
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