リターンに必ずついて回る“リスク”を知る
一般に、投資のリスクとリターンは
釣り合っていると言われます。
金融商品それぞれについて見てみましょう
《ローリスク・ローリターンの商品》
【銀行預金】
実は、預金も金融商品の一種です。
預金には現状、ほぼリターンが付きませんから、
資産運用には向かないでしょう。
【債券】
国や公共団体、企業等が資金調達のために発行します。
満期まで保有すれば「元本+利息」が返ってきますが、
リスクが低い分だけ、リターンも少なく、
投資初心者が選択することはあまりない印象です。
【貯蓄型保険】
契約した時点で満期時に受け取れる
金額が決まっているものを確定型保険、
運用結果によって受け取る金額が
変動するものを変額型保険と言います。
支払った保険料の全てが運用に回るわけではなく、
手数料も含まれているため、
かなり割高になります。
《ミドルリスク・ミドルリターン》
【投資信託】
投資家から集めたお金をまとめて
大きな金額にして運用を行います。
専門家に運用を委託するため、
手数料が割高になります。
【金投資】
戦争や災害などの際、
価格が大きく上昇する傾向があります。
ポートフォリオには、ぜひ組み込みたい資産です。
《ハイリスク・ハイリターン》
【不動産】
物件の売買で差益を狙うキャピタルゲイン投資と、
家賃収入を得るインカムゲイン投資があります。
購入価格が高い上に、
不動産会社の利益が上乗せされるため、
売却時にその分、マイナスになる可能性があります。
【株式】
利益を出すには、会社の経営状況や
今後の成長度合いなどを考慮する必要があり、
時間と労力がかかります。
「何となく儲かりそう」で始めるのは、
ギャンブルと何ら変わりません。
【FX】
外貨を売買することで差益を得る手法です。
世界情勢や経済などを熟知している必要があり、
非常に判断が難しいハイリスク商品です。
【暗号資産】
ビットコインなど一部が資産運用に使われますが、
基本的にはハイリスク投資です。
運用に取り入れる際は、
低い割合に抑えることが大切です。
リスクを抑えつつ、希望するリターンを得るためには、
いかにこれらの商品を上手く組み合わせて
リスクコントロールをするかがポイントになります。
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FANGS Group【ファングスグループ】
HP:https://www.fangs-g.com
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