円安のデメリットをメリットに変える方法
あなたは、“ビッグマック指数”
というのをご存じでしょうか。
マクドナルドの看板商品の1つである
ビッグマックは、世界中で売られています。
ビッグマックは、どこででも手に入る
材料で作られていることから、
世界中で製造されています。
ビッグマックのこうした特性を生かし、
「ビッグマックの価格を比較することで、
その国の物価が高いか安いかを
測れるのではないか?」と考えて
数値化されたものが、ビッグマック指数です。
ところで今、この文章をお読みの方の中には、
「中国やタイは物価が安い」という
イメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
しかしビッグマック指数によると、
中国やタイよりも、日本のほうが
物価が安いことを示しています。
「物価が安く」「為替も安い」となれば、
外国人にとって、日本は垂涎の的です。
現に、海外投資家の中には、価格を聞いただけで
日本のマンションや不動産を買い漁っている人がいる、
という話を聞きます。
最近は日本でも物価が上がってきているとはいえ、
それでもまだ海外に比べれば安いほうです。
実際、コロナ後は、安さに惹かれて
大勢の外国人が日本にやってくるようになりました。
外国人の目から見れば、非常に魅力的に映る日本。
なぜ、私たちはその日本に住んでいながら
「生きにくい」と感じているのでしょうか。
それは、物価が安い代わりに、給料も安いからです。
日本の平成時代は”失われた30年”ともいわれ、
経済がほとんど成長しませんでした。
だから給料も上がらず、
私たちは資産を増やすこともできませんでした。
モノが安いから、給料も上がらず、金利も低い。
モノが高いから、給料も上がり、金利も高くなる。
このように、
モノの値段と金利は相関関係にあります。
これが、経済の基本的な仕組みなのです。
この相関関係に照らし合わせると、
今、もっとも得ができるのは、
「物価の安い日本に住みながら、
資産を海外の金利の高い国で運用する」
という生き方です。
これなら、安い物価を享受しながら、
資産形成も可能になります。
これが、円安のデメリットを
メリットに変える方法なのです。
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