![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136407915/rectangle_large_type_2_b10d0903cf6600a5312a48fea8168d14.png?width=1200)
NISA口座をauカブコムにした理由とau経済圏の評価
初投稿です。日々の気付きをアウトプットしていきます。
最初はNISAの口座をauカブコムにした話です。NISAの口座をどうするか迷っている人やau経済圏に興味がある人には参考になる話かと思って記事にしました。
まずはNISAの口座をauカブコムにした理由から説明します。
NISAの口座にauカブコムを選んだ理由
auとの繋がりはほとんど無し
前提としてauが好きだった訳ではありません。むしろ昔に変なタブレットを買わされて少し嫌いだったぐらい。aupayも使ってないですし、そもそもQRコード決済は数回しか使ったことがなく、ポイ活も全く興味なかったです。ポイ活に活用できるauカブコムの選択肢は全く思い浮かびませんでした。
繋がりがあるとすれば、非auスマホの本回線に電波障害が発生した時に備え、povoを副回線で契約していた程度です。回線利用はほぼ0でしたが、DAZNパックがあって久保選手の試合を見たい時だけ加入していました。
手元のクレカを使えるNISAの口座がほとんど見つからない
新NISAが始まるということで、以下の条件で口座を探していました。
手元のクレカで積み立てできて還元もされる。クレカはできる限り作りたくないのでとにかく手元のクレカを使いたい
米国株をしっかり取引できる。取扱い株が一定数以上あり、取引時間も長く、手数料無料が望ましい
しかし、上記を満たす口座は無かったです。NISAで使えるクレカはかなり限定されており、手元のクレカが使える口座自体がほとんど無かったです。見つかったとしても米国株の取引がしにくい口座しかなく、諦めてクレカを作ることにしました。
クレカを作るなら何らかの経済圏に入りたい
クレカを作るならクレカをフルに使えるau経済圏などの経済圏に入った方が良いと考えるようになりました。なので、主要な経済圏の証券口座を検討しました。
主要な経済圏の違いは以下の動画を参照ください。
イメージが良かったau経済圏
後はほとんど消去法。docomoは金融も含めた経済圏の構築で遅れているので除外、楽天も楽天カードの拡販の仕方があまり好きではなく対象から外し、PayPayも情報流出が続くLINEヤフーとの連携が強めなので避けました。残ったのがau経済圏でした。
au経済圏はイメージも良かったです。KDDIはSDG系の格付けでも高い評価を得ていて、働き方も良いという噂を聞きます。povoも使いやすく、じぶん銀行も高金利で、この経済圏なら入ろうかな、という意欲が湧きました。もちろんauカブコムはクレカ積み立ても米国株の取扱いの条件も満たしています。
au経済圏に入った後の大きな変化
現金を全く使わなくなった
auカブコムの使い勝手はまあまあです。アプリはちとゴタゴタしてますが使えます。サポートはとても丁寧で全体的には満足しています。
ただ、何より満足しているのはauカブコム以外でした。au経済圏に入って以下を使い出しました。
Apple Pay * aupayカード。一度もApple Payを使ったことが無かったが、ポイントを貯めるために使い出した
Apple Pay * モバイルPASMO。Apple Pay使うようになったのでついでに使い出した
QRコード決済 * aupay。Apple Payが使えない税金関係の支払いに使うようになった
QRコード決済 * PayPay。PayPayしか使えない店があるので使うようになった
au経済圏に入ったのに何故かPayPayの利用頻度が格段に増えました…PayPayはやはり強いですね。
結果、現金を全く使わなくなりました。週1ぐらいでATMに行ってましたが、au経済圏加入後は一度も行かずです。数ヶ月ぐらいはATM行かずに済みそうな気がしています。
金銭面のプラスはかなり出そうだが、ふるさと納税の効果が大きい
また、金銭面で大分得しました。ポイントはもちろんどんどん溜まります。auカブコムやふるさと納税の初回利用のキャンペーンなどで1万ポイントぐらいはすぐに稼げました。NISAのクレカ積み立てや日々のクレカ利用の積み重ねも含め、年間数万ポイントは稼げると思います。
更にauふるさと納税を使うようになったのも大きな節約効果に繋がりました。これまでふるさと納税は一切していなかった(面倒くさかった)のですが、au経済圏に入ってふるさと納税で晩ご飯を買うようになりました。このおかげで晩ご飯の食費が大分減りました。ふるさと納税にお金を使ってはいますが、控除があるので実質的にお金がかかっていません。下手したら年10万ぐらい浮きそうに感じています。
au経済圏はどこまで使えそうか
というように得した話ばかりしましたが、実際au経済圏がどこまで使えそうかも言及しておきます。
au経済圏自体の説明は下記を参照ください。少し情報が古い(ゴールドカードの還元率はこの時から低下してます)ですが、良く纏まっている良記事でした。
auのスマホは高過ぎて要らない
auのスマホは月額料金が高過ぎるので変えるつもりになれませんでした。1000円切るMVNOもある中、金融サービスがお得になるマネ活プランが7000円超え。マネ活プランのような特典が多くて複雑なプランは大体落とし穴がありますし、とても買う気になれませんでした。
aupayも使いにくい
aupayははっきり言って使いにくいです。対応店舗が少ないですし、PayPayと違ってiPhoneのロック画面から開くことができません。支払うまでのタップ数が多過ぎてキツいです。
基本の還元率もaupayカードの方が高くApple Pay * aupayカードを使う方が楽にポイント稼げます。どうしてもaupayしか使えない時ぐらいしか使おうと思いません。今のところは税金の支払いぐらいですね。
aupayカードは大好き
代わりにaupayカードの利用体験はメチャメチャ良いです。スキミング対策で券面に番号がないのが素晴らしい。安心して使えるので以前まで使っていたクレカを使わなくなりました。
ただ、aupayゴールドカードは要らないと思っています。還元率があまり変わらない中で年間1万ちょっと追加で払う必要性は感じませんでした。aupayと併用すれば還元率を0.5%上げられますが、上述の通りaupayの使い勝手がとても悪いので使う気になりません。IT企画職として、利用導線の設計は本当に大事だなと感じます。
じぶん銀行も良さそうだが迷い中
迷ったのはauじぶん銀行ですね。高金利でポイントキャンペーンもあってかなり魅力的でしたが以下の理由のために一旦止めました。
銀行口座は増やしたくない
貯金より投資。利子が高くても貯金しないのでまだメリット薄い
ただ、aupayのチャージにもポイントが付くのでまだ迷い中です。au経済圏に居て銀行口座を開設したいと思っている人にはオススメだと思います。
総評
au経済圏はマネ活プランに入らないとメリットが薄れます。自分は楽天とPayPay経済圏を敬遠したためau経済圏にとても満足していますが、そういう事情がなく、スマホはauにしたくないという人は他の経済圏の方が良いのかもしれません。逆に言えば、au経済圏はマネ活プランの存在が新規入会の壁になっているのかもしれません。あと、aupayの使いにくさはどうにかしてほしい。