HDMIケーブルの詳細と光ファイバーケーブル
各比較画像の説明
祝、連日の記事投稿!
先日の比較画像、皆様いかがだったでしょうか?
「・・・ほぼ違いが分からん」という声が聞こえてきそうです。
動画であればもう少し違いがお伝えできるのでしょうが、
機材や環境が適さないのでご勘弁いただけますと幸いです。💦
では、気を取り直して詳細をお伝えしますね。
※価格に関しては、参考程度にお考え下さい。(販売終了品もあるため)
画像①
○Panasonic RP-CHKX30 ¥10,490(売価)
メモ:映像に関しては良い仕事をしてくれますね。
高額なケーブルに近い発色が出るモデルです。
ただし、音は個人的にあまり好きではありません。
ケーブルが硬いので取り回しも良いとは言えませんね。
【製品情報】
画像②
○FIBBR 8K HDMI 2.1 光ファイバーケーブル (2M) ¥2,999(売価)
メモ:FIBBR(フィバー)は、世界最大の光ケーブル製造会社であるYOFと、大手半導体メーカーのVIA Technologiesが共同出資する光ファイバーケーブルブランドです。
2019年に日本に参入してきた比較的新しいメーカーかと思います。
こちらのケーブルはAmazonで見つけて購入しました。
日本の代理店(ナスペック)では紹介がなく、
本国のページではラインナップに載っていたので購入。
初の光ファイバーケーブル、かつ中国製ということで不安はありましたが、
結果としては・・・。
こちらに関しては、後程お伝えします。
【製品情報】
画像③
○エレコム DH-HD21E20BK 標準価格 ¥7,051
メモ:SONYのプレミアムHDMIケーブルで剛性のある亜鉛ダイカストケースと継ぎ目のないシームレス亜鉛ダイカストプラグを採用したモデルがあります。
試してみたかったのですが、以前購入したケーブルがあまり好みでなかったため、似ている構造のエレコム製品に白羽の矢が。(笑)
価格が半額以下は惹かれますよね?
映像の印象としては、可もなく不可もなく。
色も解像度も一定レベルは出ていると思います。
すみません、音は聞いたことがないので言及できません。
オーディオグレードのケーブルと比較しなければ、良い製品かと。
【製品情報】
画像④
○カナレ 3m 標準価格 ¥850
メモ:コスパのいいケーブルメーカーといえばカナレとベルデン!
こちらのケーブルもエレコムと同じ印象です。
価格を考えれば十分健闘しているかと。
※手持ちのケーブルは少し昔のモデルです。
画像⑤
○SUPRA HD-5 1.5m 標準価格 ¥19,950
メモ:個人的に信頼しているケーブルメーカーSUPRA!
その1世代前のケーブルです。
伝送容量は10.2Gbpsですが、4K(60P)も通りました。
※保証は出来かねます。(私の環境下では大丈夫だったというだけです)
発色、解像度共に非常にバランスがいいと思います。
しかも音も良い!
コスパに優れた良いケーブルです。
初めてのアップグレードにおすすめのメーカーですね。
【参考情報】
画像⑥
○AudioQuest HDMI Coffee 72V DBS 7m 標準価格 ¥132,000程度
メモ:こちらは少し古めのケーブルになります。(2016年頃に購入)
DBSや100%シルバーコーティングのLGC導体などを採用した上位グレードモデルです。
High Speed with Ethernet対応ですが、4K(60P)も通る驚きのケーブルです。
解像度や発色、音に関しても隙のない良いケーブルですね。
オーディオグレードのケーブルと比較してもやはり一味違います。
ありきたりな表現ですが、解像度が上がり背景までもしっかりと堪能でき、
発色に関しても色艶の質感が上がります。
音もバランスの良さ、空間の広さ、音の響き、質感が上がり心地よい音が出てきます。
かなり古いケーブルですが、今でも通用する1本だと思います。
【参考情報】
※手持ちのケーブル情報が見つからなかったので、少し古いモデルの記事になります。
画像⑦
○Cable Matters 8K DisplayPort ケーブル 3m ¥1,999(売価)
メモ:こちらはAmazonで購入したDisplayPortケーブルです。
失礼な話ですが、ほとんど期待していませんでした。
しかし、結果としては標準的な性能を備えているコスパの良いケーブルでした。
実は、こちらのメーカーの光ファイバーケーブルかFIBBRにするか迷いました。(Cable Mattersはレビュー記事があり、評判が良さそうだったので)
【参考情報】
結果と考察?
以上が各ケーブルの詳細になります。
いかがでしたでしょうか?
皆さんの感想と価格は一致していましたか?
中々難しいですよね。
経験から分かったHDMIケーブルのグレードに関して少しお話します。
値段が高ければ良いかと言えば、そうではないと私は考えています。
自分がどこまで映像と音の「質」を求めるかで予算を決めればいいのです。
一般的にはエレコムやカナレでも質としては十分だと私は思います。
質を求めたケーブルと比較すると差が出てくるというだけです。
では、ケーブルのグレードを上げるとどうなるのか?
個人的な見解ですが、映像も音も質が上がってきます。(当然のことですが)
具体的には解像度や発色の良さ、音の細やかさや広がり等がレベルアップします。
しかし、それを発揮する機器が揃っていることが条件になります。
なので私のようなAVマニア以外は、予算と向き合った上でケーブル選びを楽しみましょう!
最後に面白いケーブルに関してです。
それは、FIBBR 8K HDMI 2.1 光ファイバーケーブルです。
この製品には驚かされました。
解像度に関しては、AudioQuest HDMI Coffeeより良いかもしれません。
導体が光によるノイズ低下が功を奏しているのか、背景までキッチリ描きます。
それと合わせて発色も中々良いのです。
ただ、少し濃い目に感じる方もいるかもしれません。
で、音はと言いますと・・・・・・・・・・、良いんですよ!これが!
何と言いますか、高級感は感じませんがまっとうな音がします。
あの値段でこのパフォーマンスは素晴らしい。
FIBBRと言いますか、最近の中国メーカーは侮れませんね。
日本のメーカにも製品開発の勢いに関しては見習って欲しいなと思います。
余談ですが、FIBBRのケーブルに興味を持って色々と調べていたら上位グレードが気になってしまい・・・。
PUREグレードを購入してしまいました。
いけませんね~、これだからAVオタクは。
ただ期待していた通り、激安ケーブルで感じていた残念な部分が全て払拭されていました。
こちらは予算が許せばおすすめなケーブルです。
※私が購入したのはPURE2です。
【参考情報】
次回は、DACに関する記事を予定しています。
出来れば比較した音データを用意したいですね。
私の記事が皆様のオーディオ・ビジュアルライフが良くなる一助になれば幸いです。
それでは、またお付き合いの程よろしくお願いいたします。