ふと思って変えたオーディオ用USBケーブル
ご挨拶
梅雨明けも目前、皆様いかがお過ごしでしょうか。
何とか元気にやっております、shibaです。
本日もよろしくお願いいたします。
導入
今回のテーマはオーディオ用USBケーブルです。
何故、今回のテーマになったのか。
それは、DDCとして使っていただBDP-LX88に不調が出たので修理に出したのがキッカケです。
普段、私はPCとDACをDDCを通して同軸ケーブルで繋いでいます。
※経験上、USBケーブルで直接繋ぐと音が悪くなると考えているからです。
そのDDCが修理中にどうやって音楽を聞くか考えたところ、
久しぶりにUSBケーブルで繋いでみようかとふと思い立ったのです。
実は理由もありまして、
MacStudioにもUSB-C端子が付いていたことがキッカケです。
以前にも少し書きましたが、PCオーディオに関しては転送速度がキーポイントになっていると私は考えています。
USBに関して、速度はUSB2.0より3.0の方が音に優位性があり、
端子はUSB-A・BよりUSB-Cの方が優位性があると思っています。
その辺の考え方もあり、今回USB-C対応のUSBケーブルで繋いだらどんな音になるんだろうと思い至った訳です。
製品の選定+ちょっとした科学的視点
手持ちのケーブルで以前使っていたのは下記2本です。
①WireWorld Silver Starlight 7 0.5m 定価:34,650円
②ANALYSIS PLUS Pure Silver USB 1.0M 定価:15,800円
※当時、AIMのUH3が評判でしたが高価なため中々踏ん切りがつかない時でして、ネットを探していたら同じ銀単線の上記製品を見つけて購入しました。
今回の選定のポイントは下記2点。
※勝手に師匠と慕っている、とあるオーディオアクセサリー会社の代表から色々と教わって科学的な視点でオーディオを考えるようになったのが選定のポイントになっています。
①銀を使っていないこと。(コーティングも含めて)
簡単に書きますと銀は非常に扱いが難しく、硫化しやすい。
劣化は免れない。
⇒音に良くないのでは?
②被膜素材に気を付ける(静電気対策)
個人的に気に入っていたメーカーのUSBケーブルについて調べていたら下記のような解説がありました。
「絶縁体には比誘電率の低いフッ素樹脂を採用し信号伝送に悪影響を与える静電容量を低下させることで、安定した高速伝送を実現。」
ここで「あれっ」と思った点があります。
理由は下記の参考サイトにも記載がありますが、「フッ素樹脂は絶縁体として大変優れた素材です。その一方で、静電気を帯びやすい、帯電しやすい性質を持っています。」
メーカーの説明は真逆・・・???
軽くパニック!
ならば、フッ素樹脂はマイナスを帯びやすいのだから他のプラスの素材(綿など)で周囲をコーティングしてるのだろうとサイトを見てみますが・・・。
「ツイストペアシールドに加えアルミ箔シールドと銅編組の3重シールドでノイズ対策も万全です。」
・・・。
さらにマイナスの素材を足してます。
これでどうやって静電気対策をするのか??状態になり購入を止めました。
ちなみにUSB-A-Cタイプの1.2mで定価:68,200円です。💦
オーディオショップやサイトでは結構評判の良いケーブルだったのですが、
果たして真意は・・・。
かくして信頼していたメーカーの製品が軒並み銀を使っていたり、
被膜に整合性が取れなかったりで製品選びには結構苦労しました。
選んだ製品は?
今回、私が選んだのは下記の製品になります。
銀も使っておらず、被膜も高級素材ではありませんが説得力のある組合せ!
お値段も実売9,800円なので納得の購入となりました。
早速録音!
百聞は一聴に如かずなので、早速録音しみました。
今回の構成は以下になります。
PC(MacStudio)⇒各種USBケーブル⇒HugoTT2⇒XPM100⇒705S2 SG
※HugoTT2はDACモードに固定し、XPM100をプリメインアンプモードで使っています。
電源、スピーカーケーブル、Audirvanaは変更なしです。
純粋にUSBケーブルのみを比較するようにシンプルにしました。
1点だけ、先にご説明しておきます。
普段、アップサンプリングはかけずに録音するのですが、
何故かHugoTT2のUSBモードは32Bitに固定されてしまいました。
そのため、DACには32Bit44.1Khzにて入力されております。
曲目
①水樹奈々:レイジーシンドローム
アルバム:SMASHING ANTHEMS
②水瀬いのり:夏の約束
シングル:Starry Wish
③田村ゆかり:Closing tears
シングル:永遠のひとつ
最初はケーブルの詳細は書かずに、A・B・Cで順番に曲をかけていきます。
最後に詳細を書きますので、最後までご覧いただけますと幸いです。
最後に
今回も色々と考えさせられる経験になりました。
些細なキッカケでもチャレンジすることの大事さを改めて感じました。
そういった意味では子供の頃は何にでも純粋に反応して、
毎日が楽しかった気がします。
・・・100%あの頃には戻れませんが、年を重ねても後悔のない良き日々をおくりたいなとしみじみと感じる誕生月です。
皆様も色々な事を抱えて日々頑張っておられると思います。
そんな方達の一助になればと初めたオーディオ情報発信。
拙い点だらけですが、もっと楽しんでいただけるように精進して参ります。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。