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UMAJO突撃取材レポート-第1弾-

日付:4月13日(木)
天気:晴れ
記入者:さしみ

こんばんは、さしみです。

自分ともう一人の宣伝担当・たまごさんは現在進行系で競馬のことを勉強しているところですが

勉強の一環として競馬好きな女子や馬が好きな女子・通称:馬女(UMAJO/うまじょ)に話を聞いてみたい!という企画で、本作の製作にご協力いただいている株式会社博報堂の大谷 玲子さん(20代女性)に突撃取材をしてきました!

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さしみ:競馬って、どうしても男性が好きなイメージが強いのですが…大谷さんが競馬を好きになったきっかけは何だったんですか?

大谷:競馬関連のゲームにはまったのがきっかけです!それから実際の競馬もやってみようと思って…競馬の情報サイトで情報収集をしつつ、パドックでのいい馬の見分け方とか専門用語を勉強したり、馬ごとに得意な競馬馬や距離、血統を分析したりしました。

さしみ:すごい。初めての競馬体験はどんな感じだったんですか?

大谷:といっても、始めたのは去年の3月なんですけど。皐月賞でエフフォーリアを見て…10月の天皇賞(秋)でもかっこいい勝ち方をしたので、この子が新時代のヒーローになるのかな!?っていう感じで推してました。競馬は推し活動に近いです!

さしみ:推し活動、と聞くとイメージがつきやすいですね…(笑)。そうすると「推しの馬を応援する」という感じで賭けたりはあまりしないんですか?

大谷:いや、賭けますよ!最初は複勝100円の馬券を購入するところから始まりましたが、昨年末の有馬記念では8000円賭けました。競馬ファンの方からするとそんな大金ではないかもですが、例えるならばアイドルのライブを一回観させていただいている感覚ですね。

さしみ:おお!エフフォーリア大活躍でしたね。

大谷:そうなんです!涙が出るほどテンション上がりましたね。応援していた推しが勝利を掴むときはゲームでもアイドルでも競馬でも至高だなって。ただ、クロノジェネシスと一着二着で賭けていたので馬券は的中ならずでしたが…(笑)二頭とも素晴らしい走りだったので、大満足の有馬記念でした。

さしみ:推し活動と考えると、応援している馬が活躍している姿を見るのが楽しいポイントだと思うのですが…ほかに、競馬のこんなところが好き!面白い!というポイントはありますか?

大谷:いっぱいあります!ありすぎて難しい。強いて言えば「レースのドラマ性」ですかね。

さしみ:ドラマ性??

大谷:馬主さんはもちろん調教師さんや育成牧場の方、その馬を応援しているファン、たった2分のレースに一生をかけることもある騎手…色んな人からの期待や夢を背負って馬は走っていますよね。すべてのレースには、たくさんの人の愛情を受けて育った馬がついに迎えた晴れ舞台、という側面もあると思います。たくさんの想いを一身に背負って走る競走馬の姿を見て「この一瞬に全てがかかっている」と唾を飲み込むような、そんな瞬間を目撃することのドラマ性に夢中になってしまいます。

さしみ:なるほど~~…深い…。

大谷:競馬の競走馬にまつわる物語性は本当に深いですし、血統の影響も強いスポーツ…所謂ブラッドスポーツ的な要素があるので、特にそういうところが面白いと感じます。なので、ステイゴールドとか好きですね…!

さしみ:ステイゴールドって中々1着にはならなかった馬ですよね? 

大谷:そうです!ただ引退レースでGⅠを制覇して…引退後は種牡馬(しゅぼば)になったんですけど、そこから輩出される馬は強くて活躍する馬が多いんです。有名どころでいえばゴールドシップとか。ディープインパクト産駒が強い、というのは「さすが!」なんですが、GⅠレース1勝のステイゴールド産駒がめちゃくちゃ強い、というのが良いなと

さしみ:へぇえ…!たしかに面白いですね。ステイゴールドを応援していた人からしたら、その血統を継いでいる馬が活躍するっていうのもきっと嬉しいでしょうし、なんだかアツいですね。

大谷:そうなんですよーー!「まさかこんなことが!?」みたいなことがたくさんあって、競馬は本当にアツいんです!!

さしみ:分かりやすく教えていただいてありがとうございます。ちなみに、先ほど騎手の話題も少し挙がりましたが…本作はプロの騎手になるために競馬学校で過ごす生徒たちがメインの物語となりますが、「群青のファンファーレ」で注目しているキャラクターはいますか?

大谷:推しは今のところ桜庭惣司朗くんです!!

さしみ:惣司朗…!もしかして、理由は顔ですか?(笑)

大谷:違います(笑)。一番の理由は彼の生い立ちです!!父は元ジョッキー、次兄が現役ジョッキーというジョッキー一家に生まれると同期たちには負けられない、というプレッシャーもあると思います。実際の競馬でも親子や兄弟でジョッキーの方のストーリーは多くありますし、現役の親子や兄弟ジョッキー同士のGⅠ制覇はやっぱり話題になります。

ただでさえ血統が重視される競馬の世界、楽天家で自信家なナルシストの彼の中にもエリート一家としての誇りや、超えるべき背中の多さ(父&次兄)など、多くのものを抱えててもおかしくない存在だと感じます。描かれるかはわかりませんが…!!!そのことを想像すると、推さずにはいられません!!

さしみ:物凄く想像力を膨らませていただいたご回答だったんですね。失礼しました(笑)

大谷:あとは、アーティスティックだったり戦略的で頭脳派なキャラクターが好みなので、彼の騎乗スタイルもドンピシャでした。

さしみ:すごく細かいところまでチェックいただいてありがとうございます…!最後に、「群青のファンファーレ」で注目したいところはどこですか?

大谷:やっぱり、競馬好きとして競馬場に行ったり中継を見たりして騎手の方の姿を見ることはありますが、競馬学校で過ごしていた姿というのは中々分からないので…。どういう人間関係があって、どういう風に成長していくのか、騎手がいかにかっこいいかというのをアニメで観られるのが楽しみだなと思います!

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以上、UMAJO突撃取材の様子をお届けいたしました!

大谷さんのお話を聞いて競馬のもつ様々な要素を知り、大変勉強になりました。本編第2話でもみんなで日本ダービーの1着馬の予想をする際、駿が「目が綺麗だ」という理由で応援するお馬さんを決めていましたが…大谷さんの話を聞いて一層、皆さん色々な理由で"推し馬"を見つけているのだなぁ…と感じました。

大谷さん、ご協力いただきありがとうございました…!放送が終わる頃にまた、本編を見た感想も是非お伺いしたいと思います!
放送終了後の推しも惣司朗のままなのか、はたまた他のキャラクターに変わるのか…そちらも気になりますね。

製作チームには馬好きがたくさんいらっしゃいますので
また突撃取材をして色々な競馬の楽しみ方、色々な「群青のファンファーレ」気になるポイントを紹介したいと思います。
お楽しみに…!