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【イベントレポート】あびらアイデアソン2024

北海道安平町を舞台に、新しい暮らしや働き方、事業創出といった価値を生み出す、チャレンジをする仲間を、発掘・育成・選考するプログラム、「Fanfare あびら起業家カレッジ」。

8/17(土)~18(日)に安平町ときわキャンプ場にて、「あびらアイデアソン」を開催いたしました!今回は、その様子をお伝えしますので、プロジェクト参加へ興味のある方は参考にしてみてください。

1日目『安平町を見る、聞く、知る』

1日目は安平町の施設や人に会いに行き、安平町に関する知識を蓄えていきます。まずはキャンプ場に集合し、オープニングです。2日を共に過ごす方々とまずは自己紹介をしました。札幌から来た方や東京から来た方、家族でいらっしゃる方など参加者層は様々でした。

12:00 -オープニングセッション

いよいよ本編に入っていきます。まずは安平町の基本知識についてのインプット。町の歴史や地域の現状について共有され、参加者たちは安平町が抱える課題を認知していきます。「人口減少」や「観光資源の未活用」といった地域のリアルな課題に触れる中で、各自の目的や期待が明確になっていきました。

翌日のグループワークでは、各グループが安平町で実現したいビジネスプランを発表するというものでした。この発表に向けて、個人で安平町の課題やビジネスの種を見つけつつ、グループで安平でのビジネスチャンスを考える2日間となりました。

13:00 - 課題インプット・現地調査

続いて、実際に安平町を巡るフィールドワーク。参加者は、地域の人々の話に耳を傾けたり、実際の施設や場所を視察することで、課題の背景や現状の理解を深めました。

町内見学①&ランチ『チャレンジショップ』

チャレンジショップの見学と共にFanfare2期生の坪松さんのお店「Northern Brew」でハンバーガーランチを頂きました。坪松さんは現在、安平町の素材を使用したクラフトビールづくりをしています。現在は早来エリア内のチャレンジショップにて、ビールとそれに合う料理を楽しめる飲食店を経営しています。

町内見学②『いんくる食堂』

『いんくる食堂』の活動を通じて、福祉の視点から地域を支えるには、多様な社会資源の活用と、支援が必要な人も含めた地域住民との協力が不可欠であることを学びました。また、民間の力を取り入れた地域共生の仕組みが、経済的に自立しながら持続可能な福祉活動を可能にする点が印象的でした。

町内見学③『道の駅あびら D51ステーション』

「道の駅あびら D51ステーション」で観光協会の方から、地域の魅力を引き出し、観光客の興味を引きつけるための工夫や、地域資源を活用する重要性を学びました。また、地域住民と協力して観光資源を整備し、地元の文化や産業を発信していくことが、観光促進や地域活性化に繋がることも理解しました。

町内見学④『コミュニティスペースENTRANCE』

「コミュニティスペースENTRANCE」での学びとして、安平町の教育の仕組み「遊育」を中心とした教育事業の重要性を理解しました。遊びを通じて子どもの体力や社会性を育む活動は、地域全体での子育て支援や「子どもにやさしいまちづくり」にもつながります。このようなコミュニティが持続的に成長するためには、教育がただの知識提供にとどまらず、地域全体の価値を共有し合う場となることが不可欠だと学びました。

17:30 - 振り返りセッション

現地調査を終えて、各グループが集まり、その日学んだことを振り返りました。ここで出たアイデアをブラッシュアップし、町の課題解決に向けて有効な手段となるかどうかをさらに議論しました。課題解決に向けて具体的な一歩を踏み出すため、積極的な意見交換が行われました。

18:00 - BBQ

夕方からはBBQの時間となり、「ときわキャンプ場」にて、自然に囲まれた開放的な雰囲気の中でお互いの親睦を深めました。バーベキューでは地元の食材もふんだんに使われ、町の豊かさを味わいながら、参加者同士の交流が一層深まりました。熱い議論から少し離れてリラックスした時間を過ごし、翌日の発表へ向けたエネルギーをチャージしました。

2日目: アイデアの深化と発表

9:00 - ワークショップ

ワークショップでは、1日目に得た知見を基に、各グループが本格的なアイデアの構築に取り組みました。ここでは、各チームがそれぞれの課題に即したビジネスモデルや新規プロジェクトの具体案を考案。例えば、地元特産品のブランド化や、地域コミュニティの再活性化プランなど、様々な切り口でアイデアが形になっていきました。

12:00 - ランチタイム兼発表準備

ランチをとりながら、午後の発表に向けた最終準備が行われました。チームでのアイデアのプレゼンテーションを磨き上げ、地域に貢献できる具体的なプランとして発表するための最終確認が行われました。

14:00 - 発表

いよいよ各チームによる発表の時間。アイデアは、観光促進から地元産業の振興、さらには移住促進など、多岐にわたり、どれも地域の実情を反映した意義深いものでした。どの発表も、安平町への熱い思いと独創性が感じられ、町の関係者からも高い評価を受けました。

最後に、全員で記念撮影を行いました。

今回の『あびらアイデアソン合宿』は、安平町の未来を共に創り上げようとする人々が集まり、地域の課題に対する実践的な解決策を生み出す貴重な場となりました。参加者のみなさんが、安平町でのビジネスの種を見つけ、今後の活動に有意義な時間になったと思います。それだけではなく、町内での新たな視点と人とのつながりもあったと思いますので、安平に関わってくれるきっかけになれば嬉しいです。

【🎺2024/11/4(月)まで】2024年のエントリーはこちらから

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