【菊花賞2019】全頭考察③~ニシノデイジーほか4頭~
こんばんわ、α(アルファ)です。
スミヨン様の腕が光ったレースをご紹介していくコーナー。今回は...
③ 2012年 凱旋門賞(オルフェーヴル)
日本中が歓喜→落胆したレースですよね。私も子供ながらに「栗毛の馬体がやってきた~~」には興奮しました!
この敗因に関しては色々と言われてますよね。仕掛けが早かった、とか、この馬の特徴をつかみきれなかったスミヨン騎手のミス騎乗だ、だとか...
ですがここまで印象的な、負けて強しのレースを演じたのも事実です。いくら特徴を知り尽くしているとはいえロンシャンの特徴をつかみ切れていない池添騎手なら勝ち切れていたかというと...それはそうとは言えないと思います。
ぼこぼこした馬場でいとも簡単にあのオルフェーヴルの折り合いをつけて直線は迷わず大外から。スミヨン騎手もかなり仕掛けを待った印象ですが、オルフェーヴル自ら馬なりで上がってきたしまうのですから、あれ以上抑え込むのもリスクがあると思います。
勝てなかったのは残念ですがあれだけ日本中を沸かせてくれたり、早い段階から地元の騎乗依頼を蹴ってオルフェーヴルを選んでくれたスミヨン騎手には感謝してます( ´∀` )
それでは菊花賞の考察です!
前回はホウオウサーベルなどを考察しました!
第三弾はニシノデイジーを含む4頭を考察します!
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2 ニシノデイジー×C.ルメール
さあ注目の乗り替わりです。勝浦Jからのスイッチは間違いなくプラスだと思います。
札幌2歳S、東スポ杯2歳Sという登竜門を連勝し、クラシック最有力と言われた馬もついにはラスト一冠。オーナーはなんとか最後を取りたいという苦肉の策だと思います。
今回はスタートを決め、先行する可能性すらあると思います。前でしっかりと脚を溜める競馬、直線は前を捌くだけ。勝浦騎手には難しいこんな騎乗をいとも簡単にやってのけるかも知れません。
ただ、傾向から見ると、過去10年の菊花賞で3着以内に入った馬30頭のうち28頭は栗東所属。さらに30頭全てが年内に馬券内に入った実績がありました....
さらにここから雨も降らず良馬場濃厚で、ハービンジャーの良さも削がれるかもしれません。
連対も1800まで。距離適性も疑問があります。
理想はインで脚を溜め、直線で上がり33秒台を繰り出した東スポ杯2歳Sのような走り。
ハマれば頭までありそうな怖さを秘める馬です。
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12 レッドジェニアル×酒井
今回のメンバーではたった3頭しかいない重賞勝ち馬であり、唯一の京都重賞勝ち馬です。
前走の神戸新聞杯はいつもより前でレースを進めて、4着。スローとはいえ先行力を示せたのは大きな収穫!
しかもプラス12キロと余裕残しだったので、上積みもありそうです。瞬発力勝負では分が悪いですが、昨年のような上がり33秒台の決着は稀。
阪神→京都の舞台替わりを含めて魅力はありそうです。
思えばダービー馬を差し切った経験もある馬です、京都で激変の可能性もあります。
ただキンカメ産駒にとって長距離は鬼門。無難な騎乗をするなら4,5着のイメージですね...
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18 メイショウテンゲン×池添
雨の弥生賞馬ですが、その後の順位は15、10、11着。明らかに力は1枚下だと思います。
もうひとつ気になるのは道中の位置取り。ダッシュが効かず、いつも後方からであれば今回の菊花賞で出番は厳しいかもしれません。
奇跡の一雨が降るか!?
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6 ディバインフォース×横山典
リオンリオンは残念でしたが、今年の横山典騎手の相棒はこの馬です。
ただ、特筆すべき部分がひとつもありません。2勝クラスでは勝てず、好走歴も少頭数のみ。
内で競馬をする以上、多頭数の馬群で揉まれる競馬の経験がないと不安が残ります。
ここは残念ながら消しで...
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ということで、この4頭の印は、
▲ ニシノデイジー
▲ レッドジェニアル
消 メイショウテンゲン
消 ディバインフォース
次は武豊騎手と頂点狙う、ワールドプレミアです!