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ドレミコード入門しました【2024/10/26】

みなさまお久しぶりです。ぱんだです。

 今年の10月から大学復学して、新生活に慣れなくて何も書けてなかったんですけど、軽い中間試験を終えてわずかに暇になったので遊戯王に触ります。

 タイトルにもある通りなんですがドレミコードを組んでみた感想を構築とか展開例を交えながら語っていきます。サムネの圧倒的出落ち感が否めないですが、読んでいってくれるとうれしいです。短めです。

デッキ選択の経緯

 「死ぬほど弱いデッキを使って遊びたい」と、なんとなく自宅のストレージを漁っていたところ昔組みかけていたドレミコードの残骸を発掘します。(ちなみに宣告者の御巫を買うのがめんどくさくてずっと放置されてました。)このカード群をみたときにふと思うわけです。

「このデッキ果てしなく弱そうじゃないか?」

 それもそう。単にデッキパワーが低いだけでなく、

  • デッドネーターに勝てない

  • 次元障壁に勝てない

  • ドロールに勝てない

  • Gフワロスに勝てない

 とちょうど環境の足切り要素に引っかかりまくってます。何にも勝てない笑

 考えるだけで精神崩壊してきました。そう。このわかりきった弱さがよいのです。構築意欲がみなぎってきました。

コンセプト

 現在、ドレミコード界隈では覇王ギミックと合わせた「覇王ドレミコード」が一番有名で使用者も一番多いと考えているのですが、このデッキ、誰がどう考えても「覇王幻奏」や「覇王魔術師」の劣化としか思えず、特に差別化できる点もないと僕は考えました。

 “グランドレミコードクーリア(以下リンククーリア)+覇王龍の魂で強力な破壊効果を使える点で他の覇王ギミックを採用したデッキと差別化できている”という主張がなぜかまかり通っていますが、このギミック自体はドレミコードを採用していなくても使うことが可能なので全く差別化できていません。悲しいことに他のデッキがあえて入れないようなギミックを差別化点と言い張っているというのが現状です。

 では、ドレミコードはどうやってその強みを主張できるのでしょうか。

 今回、僕はPデッキの中で唯一ドレミコードだけが採用する宣告者の御巫(以下ディヴァイナー)とそのディヴァイナーをリリースするための罪宝の欺き(以下欺き)の組み合わせに注目しました。この組み合わせはデッキの中身が展開系でなければ成立せず、ディヴァイナーがリリースされた時のリクルートを使う展開系デッキには競合相手がいないためです。

 そういえばなんですけど、Twitterの醜い争いを馬鹿にするときにこの画像が使われますが、悲しいことに同じレベルの競合相手がいないと争うことすらできないんですよね。嗚呼、競争できて羨ましい()

 着眼点が決まったところで「ディヴァイナー+欺き初動はゲームに勝つ」という仮説を立てます。この仮説が正しければデッキとしての強みを主張できると言えるでしょう。特定のカードの2枚組で動くと言っているのだから引けた試合くらいは勝ってくれないと困ります。

 ちなみに、結論から言ってしまうのですがこの仮説は立証失敗に終わります。

 この後は立証失敗に至った経緯についてつらつらと書きます。暇だったら続きも読んでくれると嬉しいです。

先攻展開

 欺き+ディヴァイナーの組み合わせを上手く使えることをドレミコードの優位点であると主張したので、この組み合わせでの展開から考えてみることにしました。

欺き+ディヴァイナー

1.ディヴァイナー召喚、虹光の宣告者(以下アーデク)墓地送り

2.アーデク効果、創星竜華-光巴(以下光巴)サーチ

3.欺き発動、ディヴァイナーリリースして聖なる薊花(以下聖なる)サーチ

4.ディヴァイナー効果、ドドレミコードキューティア(以下キューティア)リクルート

5.キューティア効果、ソドレミコードグレーシア(以下グレーシア)サーチ

6.聖なる発動、欺きコストに告死聖徒ルシエラーゴ(以下ルシエラーゴ)特殊召喚

7.ルシエラーゴ効果、罪宝狩りの悪魔(以下罪宝狩り)サーチ

8.罪宝狩り発動、黒魔女ディアベルスター(以下ディアベルスター)サーチ

9.ルシエラーゴコストにディアベルスター特殊召喚

10.ディアベルスター効果、原罪宝スネークアイ(以下原罪宝)セット

11.聖なる効果、ルシエラーゴデッキに戻して回収

12.聖なる発動、原罪宝コストに背信聖徒シルヴィア(以下シルヴィア)特殊召喚

13.ディアベルスター+キューティア→軌跡の魔術師(以下ビヨンド)

14.ビヨンド効果、マジェスペクターラクーン(以下ラクーン)サーチ

15.原罪宝効果、ディアベルスター戻してレアメタルフォーゼビスマギア(以下ビスマギア)サーチ

16.罪宝狩り効果、原罪宝戻して1ドロー

17.ビスマギアと光巴をPスケールにセット

 ここまでがディヴァイナー+欺きで行う基本展開で、手札にあるカード次第でアドリブの展開になります。何もなかった場合はこんな感じの盤面になるはずです。続きの展開はわりと手なりでリンク値を伸ばしていくだけなので省略します。めんどくさいし。

ディアベルのコストを手札から捻出するとダグザ経由でデスサイズも構えられます

 ただ、構築上ギミックタコ増しにしてあるのでどうせP召喚するためのリンク値2なんて容易く稼げます。実際に作る盤面はこのようなものになることが多いです。

ラクーンからユニコーンをサーチします

展開の評価

 先攻展開を見てもらったところで、「この展開はデッキ選択になりうるほど強力なものなのかーという議題に入りますが、まぁお察しの通りそんなに強くなさそうです

 ディヴァイナーと欺きでP召喚権を残したまま相手の手札誘発をゴリゴリ貫通できる点では評価できますが最終盤面があまりにも「そこらへんの展開系」すぎます。妨害数自体は相手の手札と同数以上にはなりますが、1枚で2枚以上の妨害を踏まれ続ける展開になると全然負けがありえます。素引き前提の2枚初動で捲り札ごときに屈するなんて情けない…

こいつら強すぎ

 何より悲しいのが覇王との混ぜ物と大して盤面が変わりません。控えめに言って悲劇なのですが、大人しく事実を受け止めて畳みます。対戦ありがとうございました。

感想

 今回、ドレミコードの優位性を示すことができないと結論付けてしまったのは非常に無念です。

 そして、僕はこのデッキについて考えるのに疲れてしまったので構築の更新を積極的にはしないつもりです。有識者のみなさまが強い構築を生み出してくれることをお祈りしています。できたらDMとかで教えてくれると嬉しいです。

 ドレミコード歴1週間ほどの浅い知識にはなりますが、一応僕が現在使用している構築と今考えていることを紹介しておきます。

構築

 現在使用している構築はこちらです。

操の字が入力できないのはなんでなんですかね

 誘発を何枚打ってもライゼオルに勝てないので先攻のギミックに構築を振り切ってみました。クーリアをスケールに張ったときにリターンが大きい成功時効果を持つマジェスペクターとペンデュラムウィッチを採用しましたがスケールが2と8で使いやすく感触は悪くないです。

 構築について聞かれそうなところだけまとめておきます。

アストログラフマジシャンの不採用

 理想展開ではスケールにピン採用の光巴とビスマギアを貼る都合、アストログラフマジシャンがただ特殊召喚されるだけのカスに成り下がります。

 エレクトラムを複数回使いまわす想定をしておらず、アストログラフマジシャンが活きないのと、エレガンス始動でキューティアを拾う展開では有効なカードではあるもののリンク値が1減るだけでキューティアは出力できるため、不採用ということになりました。

咎姫の不採用

 採用するならピットナイトも同時に採用しなければならず、サイドデッキの鏃を採用する都合でエクストラの枠が足りず、不採用になりました。

サイドデッキ

 先攻全ツのこのデッキでは選択権のある先攻時はサイドチェンジを行わないので非選択権の後攻を前提として話します。

 今使っている構築では上の画像の

  • 1番上の段を極力抜くカード

  • 2番目の段をできれば抜くカード

  • 3番目の段を抜いても良いカード

として扱います。

 ライゼオル相手にはリブート×1号×3鏃×3発禁令×3を、M∀RICE相手にはロンギヌス×3キスキルリイラ×1鏃×3号×1才×1リブート×1を投入することを考えています。

 灰流うららは後攻時に手札誘発として機能するカードで抜くことに対して疑問を持つ方も多いと思いますが、サイド後は三戦の号から次元障壁を伏せられる裏目が重く、打った時のリスクとリターンが釣り合っていないと考えているため、サイド後の後攻では抜くことにしました。

 Gフワロスも同様の理由で採用されていないのですが、これはロンギヌスにも同様のことが言えるのではないかとも考えていて、ロンギヌスが通ってターンスキップになったところで障壁からターンスキップし返されて、そのままワンキルされてしまうような状況が容易に想像できます。もしかしたら別のカードを選んだ方が良いのかもしれません。

現在考えていること

フィニッシャー

 フィニッシャーとして現在ヴァレルソードドラゴンを採用しています。先攻2ターン目のキルを考えた時にビヨンド+リンク値2で成立する進行が1番コンパクトだと考えたためです。

 先攻2ターン目でのフィニッシャーはヴァレルソードが好ましいという意見は変わらないものの、後攻1ターン目に相手の盤面を捲るときに、ビヨンドの2枚破壊なんて基本通らないので相手の盤面に触る手段が乏しすぎます。アクセスコードトーカーが欲しくなる場面もしばしばあります。

 先攻2ターン目に43アクセスしかなかったせいでワンキルできないシチュエーションもあまり想像つかないのでアクセスの採用の方が望ましいのかと最近は考えています。

ハルモニアの採用

 効果てんこ盛りのフィールド魔法で恒常的なリソース源になってくれますが、想定しているゲームレンジが極めて短いのでこのカードが有効に働く場面も少ないと感じました。

 そのくせ、初手で引いたときにはスケールにも手数にもならないせいで手札でかなり浮きます。ハルモニアを引いたせいで負けた回はいくらでもあるので抜いてなにか手数になるカードかスケールとして扱えるPモンスターのどちらかを採用しようかと考えています。

アザミナリゼットの採用

 エクシードと合わせてルシエラーゴやシルヴィアを融合召喚できるだけでなく、ディヴァイナーに無効系をもらった時に、アザミナリゼットを特殊召喚すると、アーデクを作りながら欺きがサーチできます。

 聖なるを素引きした時に欺きからサーチするカードがない問題も解決できる点でも評価が高く、採用は前向きです。

 使ってみた感想をまたnoteに書くかもしれないです。

おわりに

 ここまで読んでいただきありがとうございました。

 歴が浅いのもあり、知らない点や間違っている点があるとは思うので、ご指摘などありましたら気軽にしていただけると嬉しいです。

 最後にblueskyのアカウントを作りました。構築について考えていることを気分次第で発信するつもりです。よろしければフォローお願いします。

 それではここらへんでおしまいにします。では。

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