スポーツと観客とウイルス
ウィンブルドン2021ロンドン、フェデラーが相変わらずカッケーなーって、ぼんやりTVを見る。ふむふむ、観客は大勢いる、ノーマスクである。
先日のニュースはこうだった。
イギリスのボリス・ジョンソン首相は5日の記者会見で、イングランドの新型コロナウイルス対策が今月19日に最終段階に入り、マスク着用や他人との距離確保のルールは廃止されるとの見通しを示した。
ジョンソン氏が明らかにした新たな段階には、以下の内容が含まれる。
・結婚式や葬式の参加者数制限をなくす
・バーやレストランのテーブル席での接客に関するルールや、会場での受け付け手続きの義務付けを廃止する
・介護施設の訪問者数制限をなくす(指名された訪問者について)
・地方自治体による規制強制の権限をなくす
・大規模イベントの認可が法的には不要になる
・ナイトクラブは、パンデミックが始まって以来初めて営業を再開できる。 バーも再び酒類を提供できるようになる。
(引用=BBC NEWS JAPAN)
テニスは熱戦を繰り広げている。観客席は見るところ、満席だ。
で、ノーマスク。
ウイルスとの関係、人々との解釈に折り合いをつけたかったのだと思う。
諦めたのではなく、折り合いをつける。
イギリス首相の 「前に進むために」 とのコメントが印象的だった。
この発言の意味として、ウイルスとの戦いに完全決着は無いのかもしれないと考えさせられた。
私たちは常に脅威にさらされている。あらゆるリスクに折り合いをつけている。病気、交通事故、犯罪、不慮の事故、紛争、全てのリスクはゼロになっていないのだ。
あー、、フェデラーが負けそうだ。リスクギリギリの勝負。
スポーツの意味。 人々は歓喜する、落胆する、熱狂する、感動する。
ロックダウンは全てのリスクをゼロにしようとするルール。
そもそも人生に意味があるか無いか論があるが、
ロックダウン的思考は、やっぱり人間らしくない。なんなんだこの人生はって思えてくる。飯食って、糞して、寝てるだけではくそつまらん。
ウイルスを当たり前のリスクとして受け入れ、折り合いはワクチンという科学的な根拠があればいい。
終わりの始まり。そろそろ、科学と哲学で前に進んでいこうよ。