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過去からの経験❗

グリーンは心の癒しであり、目の保養、心の友です。でもインテリアで
す。家具です、飾りです。いざとなったら踏みつけてでも自身の命を優
先してください。

南海トラフの話題で持ちきりの今の日本。僭越ながら私も過去2
回、大きな災害に遭いました。まずは阪神淡路大震災。1995年、
尼崎にて。そして8年前、過去からしても起こりえないと思って
いた、のほほん地域の地元が震源の震災。緊急地震放送が全国に広がっ
たのがその後です。いきなり襲われる、その恐怖はこの身に染みついて
います。妖怪よりも怪談よりも現実に目の前にあった現実の恐怖です。
いざとなったら頭真っ白です。「えっ!なんなの、何が起こってる
の?」からはじまります。
強い揺れの中では身動きできません。でもまずは逃げることを考えま
しょう。避難経路を考えましょう。そして普段から避難経路はシミュ
レーションできているとなおけっこうです。
2階から1階へ?家の中から外へ?(危ない場合もあります)建物
の中から外へ?、地下から地上へ?。思っていた避難経路が通行できな
かったらどうしましょう?

のほほん地域震災で棚の上の植木鉢はすべて割れ、飛び散り、枝は折れ
ました。
かたづけたのは周りが落ち着いてきた1週間後です。
もしもの時にはまず、自身の命を守ってください。そして、そのために
今目の前にあるグリーンが妨げにならないようにも考えておいてくださ
い。

1.避難経路には鉢や物は置かないで。
背の高い鉢物は容赦なく倒れ、土をまき散らします。陶器製の鉢なら割
れて危険物になります。幹の大きな物はドアを塞ぎます。倒れない工
夫、又は倒れてもじゃまにならないであろう場所に移しておきましょう。

2.吊り鉢は下へおろしましょう。
揺れない工夫ができればいいですが、確実に頭の上に落ちそうなとこ
ろ、ぶつかりそうな位置には吊さないでください。

3.棚の上に置くならしっかり固定しましょう。
陶器鉢よりプラ鉢に変えましょう。
鉢の受け皿は深めの物を用意し、棚にワイヤーや紐を使って鉢ごとくく
りつけます。

4.水栽培(ハイドロカルチャー・水耕栽培)は固定できるように考えま
しょう。
水栽培中の植物は最も弱い立場です。根が切れる、水が無くなる。そん
な環境に耐えられなくなり、復活しにくいといえます。それがいやな
ら、水苔栽培に切り替えたり、通常の土植に切り替えましょう。本人次
第です。

5.屋外の鉢物も倒れない工夫が必要です。
鉢の周りにブロックやレンガで囲う。
日曜大工で四角い囲いを作り、鉢を入れておく。(台形ならなお良い)
地面に埋めてしまう。

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