PDロマンスのファッションの疑問(追憶)

ここから更なる明日への発見があったらいいのにな~。

ペタペタした語り口で毎度書き綴っていましたが今回はサラーッとゆきたい。
秋の終わりに受けたパーソナルデザイン診断でPC春PDロマンスフェミニンとの結果を受けた筆者、人生の中で生まれたファッションにまつわる疑問の数々から今になると納得できたものを紹介。



・痩せてるのにシャツ・ブラウスのボタン全部閉めてるのが似合わない


日本で生きてると小中高どこかで制服を着る機会があった人が大半ですよね多分。
中高生の時とっても平坦なガリガリ体型であばら骨とか数えられるようなタイプでした。でも制服のブラウスのボタンを上まで全部閉めるのが何故か似合わなかった。
似合わないけどキッチリ閉めて制服のリボンを結んでたくそ真面目だった子供の頃の自分、今となっては愛おしい。
別にグラマー体型で色香が匂い立ちすぎて制服が似合わないの、なんて漫画みたいなセクシーキャラだった訳ではない。
首の長さも太さもめっちゃ中庸。でも似合わんかった。
カチッと糊のきいた襟が首を覆っているのがきまるのはPDグレースかな。
妥協案として→柔らかい素材や横に広いVネック、ボートネックのブラウスが日常に馴染みつつ程々に似合う。


・痩せてるのにタートルネックどことなくダサい問題


サイズも合ってるのになんかアカンかった。
おまえカチッとした襟以外もアカンのかと思われそうだけど似合ったものについてまた後述する。
寸法は間違ってないのに、服の中にギュッと丸い身体を押し込んでる感が漂う。(相棒season7の宮本真希さん検索してみてください。あの絶妙に危ない感じです)
一般的な?タートルネックの似合わない問題の解決術として
・ネックレスやピアスでアクセントをつける
・長い髪なら下ろす、巻く、或いはスッキリとまとめる
・ボトムはハイ~ジャストウエストで履く
辺りがありますがどれもしっくりこなかった。
首~胴体、手首まで一枚の布でのっぺりと覆うのが良くないのかも。
解決策として→でもオフタートルは似合う。多少立ち上がってるものからふにゃんとデコルテに広がるものまで幅広くいける。
ふんわりオフタートルで身ごろにふっくらしたケーブル編みが施されてるニットとか、カジュアルだけど似合いやすくて好き。

・首回りは開いてる方が良いが、キャミソールはちょっとイマイチ


あくまで外出着にするには違和感というだけ。インナーとしては普通に使います!中高生の頃から既にキャミはインナー(要するに下着)にしか見えない人生だった。
骨格診断でもデザイン診断でも言われたので私個人の似合わせ術においては確定事項の模様。
有名人の例を見てもタンクトップや肩紐部分がしっかり太いもの、いっそオフショルやベアトップですっきり出した方が似合ってる気がする。
キャミをなんなく外出着にできるのは若くて細身のキュートかな。
あとはデザイン関係なくギャル。ギャルはある意味ロリィタと同じ。魂重視。楽しんでなー!!


・細かいフリルやコットンレースが似合わなくなってきた


これは人によるかも。筆者は小柄で痩せ型寄りの体型だったからか、若い頃は着られていた。
25歳を過ぎたくらいから、細かいもこもこフリルやコットンレースの衣類を身につけると「不審者とまでは言えないけど、どこか幼稚な女性」に見えるようになった。※似合う人はそんなことにはならない。
心変わらず素朴で可憐なアイテム達は愛しているので、部屋やカバンの中に住まわせようと思う。カーテン、ポーチ、ハンカチ、部屋着。部屋の中はすごく可愛い。


・ピンクやイエロー、雰囲気に合う


骨格診断を受けた際の「PC冬」に当時納得していた(デザイン診断の先生も春冬で甲乙つけがたいと仰ってたし…)が、ちょいちょいほんわか柔らかい生地のブラウスやVネックのニットでパステルピンクやコーラルピンクやアイシーイエローを着ていた。
『今日は似合うかではなくっ!!!可愛い色味で己を癒すっ!!!』という心構えで臨んでいたが、周りの人に褒められる率が高かった。
筆者はPC春と言ってもビビッドカラーの方が顔写りは良いタイプので、女性的なデザインのイメージに沿っている=似合ってるの評価に繋がりやすかったのかと。
→でもフリフリレースデザインでパステルカラーだったら甘すぎてやり過ぎ感がでたと思う。引き算のデザインに甘い色味で帳尻合わせが出来てた気がする。
合わないと言われてもパステルカラーを着たい方、シンプルデザインで似合う素材の服で身につけましょう!(呼びかけ?)


・きちんとした格好で冷静な振る舞いを心掛け正論を淡々と述べたら悪い意味でロッテンマイヤーさん扱い


言わずもがなハイジのあの方。言い分の正当性以上にね、堅苦しく見えることが不利になる切なさよ。
でも不本意だけどそうだね。藤原紀香でもこじはるでもローラでもこれは難しそうだね。
→格好の話はもう論外として、ロマンスが相手に物申したいときは余裕を持った態度で堂々と、なんなら普段よりゆったりとした口調を心掛けるくらいが良いのかも。
望んでいるのは相手を威圧することではなく、こちらの言い分を聞きいれ振る舞いに反映して貰うことだしね。
相手に飲み込ませないと意味のないことは手段より結果にこだわって進めるべき。べきとか言ったら怖がられる?(あるあるー!)

・胸大きめイメージ持たれがち


※ほんとにグラマーな方及びそれを追求しないで欲しい方、すみません。私個人の話です。
何も言ってないのに勝手に大きめっぽく思われ『あれ?そこまででもない?』と聞いてもないのに言われ、『私は別に詐欺ってないよ💢て言うか失礼じゃん💢💢』と友人に幾度となくキレた学生時代。身長も低かったし痩せてたのに何故……?と思っていた。
でもあれですね、『可愛らしい少女(ガーリッシュ)』『優しげなお嬢さま(フェミニン)』『甘めな大人の女性(ロマンス)』のキーワードでイラストを描けといわれたら後者にいくに従って身長も胸も体格全体も大きめに描きそうだよね普通。
幼生であってもその法則が適用された可能性。なので友人としてはよく見たら漠然と抱いていたイメージと違うな?くらいの軽いノリだったのかもしれない。
→解決策は特にないけど、思うのは自由でもわざわざ口に出すのは100%相手が失礼なのでスパッとはねつけた方がいい。


・露出健康的か否か事件

パーソナルデザイン診断を受けた際、似合うスカート丈チェックで『ミニスカも似合う』とコンサルタントさんに言われた。
但しフリフリひらひら可愛くてごめん💕(もう古いな)なラブリー系ではなく、色っぽい感じでまとめてねとのこと。
胸元の開きや身体のラインを出すのと同じく足の露出自体はOKとの判断。

ラブリーなミニスカ、のキーワードでふと学生時代の事を思い出した。
仲の良い友人の一人が、細身且つ骨格ウェーブPDグレースしか考えられない端整な和風美人だった。以下グレースさんと呼ぶ。
ある日彼女は裾に細かいフリルのついたデニムのフレアミニスカートで登校し、目撃した知人たち全員に『マジで似合わねえ』の烙印を押されていた。
筆者はその日グレースさんに遭遇しなかったが、あまりにもあまりな酷評ぶりに『私も好きってだけでミニスカ穿いてるけど変かな? 変なら改めたいから教えて』と恐る恐る申し出たところ、
『ゆり子のミニスカは健康的だなーって感じだから大丈夫!グレースさんのはスカートも脚もこっちが気まずかった』と歯に衣着せぬ物言いの友人に言われた。
当時は美人の露出は見る側が恥ずかしいのかな、あたしは箸にも棒にも掛からんのかなと一人やさぐれたが、何のことはない、露出しない方が優雅なタイプと露出した方が優雅なタイプの違いだけだ。
今思うと完全なPD案件。
→なんにせよ『健康的』ってワードが出せる装いを大切にした方が良いよね。
人には人の健康的、自分には自分の健康的。


・化粧? 絶対にするよ

書いて字の如く。これが一番のPD案件な気がする。
顔面にコンプレックスがあるわけではない。ただスッピンだと気の抜けたふうに見えやすい。
化粧をした方が格段にきちんとして、意思があり、年齢なりの綺麗な女性扱いを受けられる。だからする。
華やかに美しく思われたいとかセクシーに見せたいとかそんな派手な話ではない。
ぶっちゃけ現在の職場は化粧をしていない女性としてるかしてないか分からないくらいの薄い化粧の女性が多めだが、私は社会的に普通の範囲でしっかり化粧している。
水商売ではないし毎日がパーティー行かなアカンネンだったりしないのであくまで日常的な範囲の化粧だ。
皆に合わせた方が馴染めるのかと思ってスッピン、スッピン並みの薄化粧で出勤したこともあったが、こっちの精神衛生に悪影響が出たのでやめた。
平たく言うと鏡に映る自分がか弱そう過ぎてげんなりした。
気心知れた身内だけの場でもない限り、か弱そうな見た目でいるのは大人として得がない。
→化粧した方が自分は綺麗だと思える女性は環境が(衛生面とかね)許す限り化粧した方が良いと思う。
イメコン界隈の書き込みを読んでも、周囲の好みや世の流行に逆らってでも貫いていた身だしなみ術はPDに関わっていることが多い気がする。


最後に


こうして振り返ってみると、なんだ意外と悩んでたな~と思うし、それでもまぁまぁ自分で解決策を出せているな~とも思った。
もしまだパーソナルデザイン診断を受けていなくて、いくつか同じ悩みがあったという方、機会があったら是非受けてみて下さい。お仲間かも。もしくはまた違う解決術が存在するタイプかも。

しかしざっと挙げてこのくらいの疑問を持っていても、筆者は自分がロマンスタイプだと一切気付いていなかった。
どこかに書いたかもしれないが、パーソナルデザイン診断について10年くらい前には知っていた。
字を読むのが好きなので関連のブログなども読んでいたのだが、あるコンサルタントさんのブログに
ロマンスはロマンスという診断が出ないと救われない面がある。他の診断におけるフェミニンやガーリッシュに相当する装いの分類に入れられると、生粋のそのタイプに水をあけられて辛い気持ちを味わう事になる
と書かれていた。
へーそうなんだ大変だな💦💦と完全に他人事として同情していたが、同情するより鏡を見るべきだった。思い当たることあったやろ。
自分のことは冷静なつもりでも分からないもんである。
診断を受けて少なくとも今回書き連ねたようなことに関して『そうだったのか~』と合点がいったし、そもどんなデザインに分類されたとしても一長一短は必ずあるので他の誰かが羨ましいとは思わない。自分は自分の人生を送るのみである。マイウェイ。

ここまで読んで下さった方、いらっしゃいましたらありがとうございます。
寒さもいよいよ厳しくなってきましたが、暖かくしてお過ごし下さい。良いお年を。

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