犬は大丈夫だったけど飼い主はダメだった話
我が家の愛犬は3ヶ月前に腰のヘルニア手術を受けた。
胴長犬によくある病気だが、病中は食いしん坊な愛犬がご飯も食べず、クレートにこもりっきりでトイレもしなくなり「このまま死んでしまうのかも」と思いつめるほど心配した。
術後は発症前と変わらぬ食欲を取り戻しすっかり元気になった。
今日はその術後3ヶ月検診の日だった。
1ヶ月前に気になる歩き方(前脚ぴょこぴょこ歩き)をしたこともあったが最近はそれもなく、主治医も「今日で検診終了です」と言ってくれた。
犬のことですっかり安心したので、次は私の気になる症状を診てもらいに、人間の耳鼻科に行って来た。
実はおととい夜に左耳に大きな耳鳴りが起きてやまなくなっていたのだ。
昨日は左耳で受話器を持つと電話の声がボワボワして聞き取れず、職場に流れる有線も左だけワンテンポ遅れて聞こえてきた。
同僚との会話も噛み合わず「おばあちゃん同士の会話になってるよ笑」と笑われる始末。
ただ、ここ数年にわたり年1回程度 耳鳴りで通院していたので「今回もまた同じかな」と深く考えず診察を受けに行った。
最初の診察で「突発性難聴じゃないといいね」と先生が言った。
その後、聴力検査の箱に入ってイヤホンをつけて検査をした。ここまではいつもと同じ。
しかしその後「今度はコッチで検査」と骨伝導的なイヤホンを付けられた。あれっ、いつもこの検査やらないぞ。
検査の時間もいつもより長い気がする。
検査の箱から出て来た私に、先生は言った「突発性難聴ですね」。
左右の聞こえに大きな差があるのだと言う。
毎年撮ってた検査結果と見比べたが、左耳だけ聞こえが悪くなっていた。
思い当たるというか、これが原因でしょみたいなストレス源は確実にある。
2ヶ月前にあった職場の人事異動。
新しく来た店長がアレな人で、わたしは前任とウマがあっていただけに、思うようにコミュニケーションを取れない新任店長に毎日不満を溜めていたのだ。
とりあえず、5日分出された薬を飲んで様子を見ることに。
ステロイドが出るかと思いきや、血流改善系の薬だった。5日後の様子を診て決めるってことかなぁ。
突発性難聴は、症状が出たら2週間以内には病院に行った方がよいと先生は言っていた。早ければ早い方が改善する率は上がる、1ヶ月放置してしまうとまず戻らないと。
とりあえず、職場のみんなに迷惑を掛ける可能性があるのでLINEで現状報告したところ、店長から電話が掛かってきた。
「原因はなんですか?」と聞かれたので「ストレスです」と答えると、店長は「俺のせいですね」と言うので「労災でお願いします」と答えておいた。
とりあえず、今より悪くなりませんように!治りますようにーー!