見出し画像

#13 詩のようなもの/ハンバートハンバート「虎」

だぶる

波間に揺蕩う腐敗した魚

どこか他人事じゃない気がしていた

ついには波打ち際まで運ばれる

すかさず食らった烏も

目ん玉だけ持って去っていった

何事も自分に重ね合わせる
私は、魚か烏か波かそれ見る私か



ハンバートハンバート

YouTubeのおすすめに出てきては無視していた曲があった。
無職が何を好き嫌いしてんねん、ですので聴いた。

もっと早く聞けばよかった。は陳腐な感想だがあえてこれで。

声・詞がすーーーっと入ってくる。
聴いている時はなぜか力が入らない。
もっと。もっと聞かせてくれ!!
漁ると


良い。
上の詩を書いているときに出会ったのだ。
「虚な目は死んだ魚」

又吉大先生も出演していらっしゃる。
サムネの丈感が大好き。

いいなと思ったら応援しよう!