呼ばれましたら喜んで~@馬橋稲荷神社 東京都 高円寺
こんにちは、まんぷくです。
気象神社をあとにして、せっかくなので
高円寺のほかの神社も行きたい!
というわけで、向かいましたのは
馬橋稲荷神社(まばしいなりじんじゃ)
〔御祭神〕
宇迦之魂神 うかのみたまのかみ (稲荷神社)
大麻等能豆神 おおまとのづのかみ (御嶽神社)
〔相殿〕
伊弉册神 いざなみのかみ (白山神社)
美都波能賣神 みずはのめのかみ (水神社)
菅原道真朝臣 すがわらみちざねあそん(天神社)
〔末社〕
美都波能賣神 みずはのめのかみ(水神社)
市杵島姫神 いつきしまひめのかみ
雨の中、住宅街を進んで到着!
双龍鳥居
こちら、二の鳥居。
高さ8mの石の鳥居に、左に昇る龍、右に降る龍が彫られてます。
こういう龍が彫られた鳥居は「品川神社」「宿鳳山高円寺境内稲荷社」そして「馬橋稲荷神社」の三か所にしかないことから、「東京三鳥居」とも呼ばれており、全国的にも珍しいんですって。
鳥居の土台には、左には亀と、右には富士山が彫られ縁起がいいものとなっています。
でも、『稲荷』なのに、なんで『龍』って思ったの私だけ?
調べたらこの神社の歴史というか、地形が深くかかわっていました。
桃園川改修工事
馬橋稲荷神社は崖上にあり、その下を『桃園川』が流れていたという歴史的痕跡もあることから『水』と切っても切れない関係にあるそうですが
この『桃園川』今もうないんですよね。
明治になり、人もこの地域へ多く移りわたってきたことから
『桃園川』の曲がりくねった流れを、直線化する改修工事を行い、宅地化・稲つくりなど行ったそう。
改修したのはいいけど、それでも台風シーズンには浸水騒ぎがあるので
昭和36年より桃園川を暗渠にする工事が行われ、完全な下水道へ。
浸水の心配は解消されましが桃園川は消滅・・・。
桃は邪気を祓い、幸運をもたらす力があると言われる神の実。
その園という名前を持つ自然の川を、よくなくしたなぁ、と思いますが。
そのほうが安価だったらしい。まあ、人間のエゴだよなぁ。
その禊というか・・、
桃園川を偲び、表参道の両脇には小川が流れてるんですよ。
地下50メートル下から湧水出てるらしい。
水といえば龍。
龍が雲を呼び、雨を降らせることで、稲が良く育つと考えれば
宇迦之魂神(穀物神)とご縁が深いことも分かりますね。
厳島社 水神社
ちなみに表参道を行くと、
一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居
そして『隋神門』ていう都内最大といわれる開運の大鈴(直径七十五センチメートル)が吊るされている門あるんですが、全然きづかず、スルー。
写真もないんです。ははは。
ずっと境内をうろうろ、表参道も往復してたんですけどね。
印象的だったのは、ご高齢なご婦人と、今風な女性(お孫さんかな)が、二人連れだって、楽しそうに参拝してたこと。
歩くのゆっくりなご婦人に寄り添って
でも付き添いとかの義務感じゃなく、ちゃんと若い女性も楽しんでて。
とても羨ましい光景みてました。
(大鈴、ごめん)
なので、神社としては
他にも見所ありそうですが、
私としては心が満足できたので、よしとします。
ほんでわまた~
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