勉強嫌いな87歳、英語を学び始める
こんにちは、英語を教えることに楽しさを見出しているたまはなです。
本題に入る前にタイトルの説明をします。私には今年87歳になった祖母がいまして、今月からnoteを書き始めたことを話したり、実際の文章を読んでもらったりしています。
英単語の記事や、BBCなどの海外ニュースを取り扱っているのですが、カッパドキアの風景の映像は旅行好きな祖母にとって新鮮に見えたようです。
それと同時に、私が記事で紹介した英単語を覚え始めました。戦前生まれの祖母が学生の頃、まだ学校で英語の授業というのがなかったそうですが、サンマや台風といった身近な話題の単語なら覚えられると言わんばかりに毎日発音練習しています。
「昔から勉強嫌いで、体育だけ成績がよかった」などの話を昔から聞いていた筆者はどうして祖母が英語学習に興味を持ったのだろう、と聞いてみました。すると、祖母は「シンガポールとか、ニューカレドニアに行った時に、じいやのっこは英語でどこでもいって何でも話せたけど、ばあちゃんだけなんも英語出来なんだんや」といいます。
※祖母は昔、海外旅行によくいっていました
※じい…筆者の亡くなった祖父で、祖母の夫
※のっこ…筆者の母で、祖母の娘
英語が出来たらもっと世界が変わるのに、英語が話せる人はいいなあ、とずっと思っていた祖母。しかし祖父から英単語の本を渡されてもなかなか覚えられず、勉強嫌いと祖父が亡くなったこともあって英語学習をすることはなくなってしまいました。
ですが、typhoonと台風の発音が似ていたり、pacifiic saury(秋刀魚)など、旬の食べ物の名前だったりするとより身近に感じられてそこまで苦に感じない様子です。
年齢的に聞き取りが難しくなっていますが、一日に単語3つ覚えているようなので英検5級も夢ではないかもしれません。
ここまで読んでいただきありがとうございました!反応をみて、また祖母の様子を掲載したいと思います☺️