見出し画像

物件の内見を拒否された話

今回は、不動産屋に物件の内見を断られた話について書いていきたいと思います。


時は8月末。私は一人暮らし用の物件を探していて、良さそうな新築物件を2つ見つけました。一つは9月末から、もう一つは10月末から入居可能というものでした(以下、9月末の物件を①、10月末の物件を②と呼びます)。まず私は、入居が早い①について詳しく知りたくて、SUUMOで「内見を希望する」ボタンを押しました。すると、某大手不動産会社から電話がかかってきたので、翌週の土曜日に内見の予約を取りました。電話では、「もし条件に合う物件が他にあればご紹介してもいいですか?」と聞かれたので、私は了承しました。

内見の日までにいくつか物件を紹介してもらったのですが、正直どれも「住みたい!」と思えるものではなかったので、お断りしました。


そして迎えた内見当日。不動産屋さんに伺い、いよいよ現地に向かうのかなと思っていたら、また別の物件をいくつか紹介されました。しかし、私の希望に沿ったものではなかったので再びお断り。すると担当の方から「紹介した中で、希望に近いものをランキングで教えてください」と言われました。②の物件はその不動産会社では取り扱っていないものだったのですが、私は①も②も見ていないので、どちらも同じくらいの希望度ですね、と答えました。すると、「ではまず②を見てからが良いのではないでしょうか」と返されました。

…ん?

以下は、そのときのやりとりです。

私:「今日は①の内見はしないんですか?」
不:「まずは②を見てからの方がよろしいかと思います」
私:「②は内見できるのがまだかなり後ですよね?さっき新築物件はすぐに埋まるとおっしゃっていましたが、その間に①が埋まってしまう可能性があると思います。今日内見して良いと感じたら、②を見なくても即決するかもしれませんので、今日内見させてもらえませんか?」
不:「いや、先ほどどちらも同じくらいの希望度とおっしゃっていましたので…」
私:「それって、私を①に入居させたくないということですか?」
不:「そういうわけではありません」
私:「じゃあ、今日は絶対に内見できないんですね?なら、もう帰ります」


確かに不動産屋は「入居させたくない」とは言っていませんでした。しかし、どう考えてもそのように感じざるを得ません。まとめると、以下のような状況でした。

  • ①は②を見てからでないと内見させてもらえない

  • ②を見終わる頃には、①はほぼ確実に埋まってしまう

  • 結果、①に入居できないか、内見せずに申し込むしかない

自分の都合の良いように解釈している可能性はありますが、大体こんな感じでした。不動産屋の仕事は、内見などを通してお客さんのイメージを明確にしていくことだと思っていましたが、違うのでしょうか?もちろん、内見は不動産屋にとってもビジネスだと理解していますが、今回の対応は普通のことなのでしょうか?どなたか教えてください(笑)。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?