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すごい人
ここからの地球は、誰かひとりがすごい世界から
みんながそれぞれすごい世界になっていく。
その序章として、誰かひとりがすごく見える現象が起きているかもしれない。
段階には個人差があって、開花の時期もそれぞれなため
先に開花している人を見たら「あの人はすごい」と思うからだ。
その人と比べて、自分の平凡さにがっかりするかもしれないけど、それは真実ではない。
ただ開花の時期が違うだけ。
すごい人を見たのなら、それは「今後あなたも開花します」という予告編なのである。
だからすごい人を見たら、嫉妬せず、卑屈にならず、それが自分にも起こると信頼してみてほしい。
開花には個人差があるし、取り組み次第では速度も上がる。
だからあなたより先に開花した人は、あなたより遥か昔から取り組み続けてきた人だと思ってほしい。
もしかするとそれは今世だけではなく転生の度に積み重ねた結果かもしれない。
気が遠くなるほどの転生で繰り返し取り組み、習得したものかもしれないのだ。
開花した人が何に取り組み続けてきたかと言うと、共通して言えるのはどこまでも自分になること。
"違うこと"をしないこと。
自分の中に生まれる些細な感情や違和感をきちんと拾ったり、
自分以外の価値観や先入観を手放したり、
そのために立ち上がったり、時には戦いも辞さなかった、その結果なのだ。
他者の顔色を窺って“自分になる“ことを放棄したり
“他でもない自分“が感じていることより外側を優先したり
“他でもない自分“の犠牲の上に調和を建てたり
いい人でいるために感情を放棄したりしないことを頑張ってきた結果なのだ。
時にはそれらをしちゃった方が楽だったりするし、波風が立たない方が良いことに思えたりするけど、それは“常識“や誰かの価値観や、間違った安心感かもしれない。
自分を貫いたり波風を立てれば開花するというわけではないんだけれど、開花した人はそれらを辞さなかったことは確かなのだ。
自分になるために、どれだけ不純物を取り除けるか。
何を取り込んで、何を取り込まないと決めるのか。
あなたの純度が上がった先には、どんな世界が待っているだろう?
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その先にはきっと
誰かがあなたを「すごい人だ」と感じる世界が待っている。
その時のあなたはただ自分でいるだけなのに
すごいことをしているつもりはないのに
それは起こるのだ。