
コンシャスネス
台風が来ている。何もかもを洗い流し、浄化する雨だ。
風は木々をなぎ倒し、偽りを剥ぎ取っていく。初めから濡れていたものは証拠をなくし、嘘を消し去ってゆく。
AM8:28 私は今ここにいる。
物質という陰に隠れて、時空間鬼ごっこをしているのかもしれない。
距離なき距離を嘆き、アンチコンシャスネスを演じる
本当はすべてわかっているのに、わからないふり
本当はすべて気づいているのに、気づかないふり
これは実験だ。愛を知るための実習なのだ。
すべてを愛することが、できるだろうか?
コンシャスネス。私たちは無限の存在だ。
私たちの「外側」とは体との境界線ではない。
目を閉じて静かな心で感じてみる。
自分の「外側」を感じようとする時、私はどこまでも広がっていく
あなたがあなたの「外側」を感じようとする時、あなたもどこまでも広がっていく
そこに限界はない。宇宙まで広がっていくはずだ。
自分の境目が地球を越え、宇宙を広がり続けたら、拡大した自分のままで自分の体に入ってみる。
遥か広大な銀河の果てから自分の体を意識する時、それはまるで種のようだ。
その種の中に入る。肉体を感じてみる。
あなたの「本体」である意識は宇宙空間まで広がったまま、体を感じてみる。
それはまるで星の種のようではないか。
スターシードは種を持って生まれてくると言われている。そして時が来るとその種が弾けると。
それも一つの捉え方であり、一つのモノの見方だ。
実際は肉体こそがスターシードであり
拡大した意識から体を感じる時、それはスターシードと成るのではないか?
もちろん、これも一つのモノの見方だ。
あなたはすべてで、すべてと繋がっている。
体は小さな星の種とし、あなたはすべてとして在る。
それがゼロポイントであり、愛の状態だ。

恋愛で盛り上がるのは愛の状態ではない。恋愛は踏み外すからだ。
孤独に惑わされ、分離の幻想に騙される。
その時あなたは愛じゃない。
ただ愛でいること
自分らしく生きることを許可すること
肉体に敬意を払うこと
たった今に、寛ぐこと
その時あなたは愛だ。