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Voice of The High Priestess〜女教皇の声〜
いよいよ新しい世界が始まると、これまでの常識とは違う「師(マスター)」に出会うことになる。
風を頼りに自分を信頼して進めば、必ず「師」は現れる。
その「師」は有名な講師でも、カリスマ的指導者でもない。
「師」は、あなたという宇宙そのものだ。
あなたの中にある広大な宇宙と向き合うことで、その姿を現すのである。
もう誰かに習って教えてもらうステージではない。
ここからは自分という宇宙と繋がることで、知恵が授けられたり導かれていく。
不安に飲まれて三次元的な学習方法で学ぼうとすると真理は遠ざかる。
この段階に求められてるのは、聴こえない色を聴き、見えない音を描くような、五感を超えた受け取り方だからだ。
「師」はあなたであり、あなたのやっていること「そのもの」。
もしも陶芸をやっているなら、わからないことは土や釉薬に教えてもらえばいい。
土の声を信頼することは、自分を信頼することと同じ。つまり、自分自身を信頼できなければ、多次元的に現れる「師」の言葉を受け取ることはできない。
誰にも教えてもらえない孤独の中で、孤独じゃないことにも気づくべきタイミングでもある。
なぜなら、道具たちはいつも傍らにいてくれている。彼らはこれ以上ないチームメイトであり、ソウルメイトなのだ。
そんな風に「仲間」という意識も三次元感覚から多次元解釈へ移行していく。
不安に飲まれて三次元的な学習方法で学ぼうとすると真理は遠ざかる、と書いたのは、外側に三次元感覚で教えや答えを求めると、途端に「師」と繋がっている次元が変わってしまうからだ。
そのやり方は”Fool”の扉を通る前の世界のもの。
質問や問いは宇宙に放つべきなのだ。
宇宙は必ず答えをくれる。
その時、この世界はすべて繋がっていると腑に落ちるだろう。
自分の中に宇宙がある。
自分の中に「師」がいる。
「師」は、あなたという宇宙そのものだ。
あなたの中にある広大な宇宙と向き合うことで、その姿を現すのである。
その声を聴くには、ただ静かに自分を信頼して向き合えばいい。
タロットカードの”High Priestess(女教皇)”は、そんな段階のカードだ。