ヤバーダンロウは過ぎたカードなのか
先日超霊淵ヤバーダン=ロウという新カードが紹介された。
登場時に相手クリーチャーを破壊と墓地肥やし、そしてハイパー化すると攻撃時にコスト8以下のクリーチャーを墓地から出せる。
自身の効果で墓地を作って蘇生先を用意出来るため自己完結している。
さらに種族にアビスを持っており非常に強力なカードである。
特に環境トップである黒緑アビスに採用するとCipでメタカードを破壊したり、ジャガイストから蘇生して擬似的なSAを得ることにより攻撃時の蘇生効果を即座に発動できたり、ハイパー化のコストで覇ロードを寝かせたりと様々なシナジーがある。
しかし、黒緑アビスは35枚がほぼ確定枠であり自由枠が5枚程度しかない。
その自由枠に割って入れるか、そして題名にある過ぎたカードとは何なのか解説していく。
青銅の鎧と青銅の鎖鎌というカードがある。
青銅の鎖鎌は青銅の鎧と比べてパワーが1000高くシールドプラスという追加の効果を持っており明らかにカードパワーが高い。
だが実際はコストが軽い青銅の鎧の方が使われた。
このようにデッキに必要以上に過剰なカードパワーを持つカードが存在している。
今回のヤバーダンロウもこのケースに当てはまるかもしれない。
黒緑アビスは環境トップデッキでありメタの対象である。
実際ボンキゴ等の黒緑アビスに刺さるメタカードの採用率が高まっている。
そのメタカードを処理する役割を持つカードが秩序の意志とヨービリン=リリン/「······誰を呼びたい?」である。
これらのカードはヤバーダンロウよりコストが軽い。
そのため5マナ帯のアビスの強力な動きをする前にメタカードを処理することができる。
ヤバーダンロウだと1ターン遅いため相手に1ターン与えてしまう。
そして、アビスの5コスト帯はジャガイストによる展開、アエヌマクアで盤面を取りながら覇ロードにチェンジ、テレスコでリソース差をつけたり使いたいカードが多く渋滞している。
そのコスト帯と被っているのはあまり良くない。
ハイパー化して8コストまで蘇生できるが、黒緑アビスだと8コストのカードが入ってなくてヤバーダンロウのフルスペックを活かせず、ジャガイストや覇ロードで十分に展開して強い盤面が作れる。
また、黒緑アビスは2ターン目にブーストを撃ちたいデッキなので自然の枚数が多い方が好ましいがヤバーダンロウは闇である。
なので、ヤバーダンロウは自由枠に割って入れるカードパワーを持つカードではあるが、絶対に採用しないといけないカードにはならないと思う。
というのが僕の考察だ。
ヤバーダンロウを下げる意図はなく、滅茶苦茶強いカードだと思っているので採用した構築が現れるだろう。
ただ、カードを入れるということは抜くことであり、今まで出来なかったことが出来るようになるが、今まで出来たことが出来なくなることでもある。