背中を押してくれた人 ~実現までの経緯【番外編】~
こんばんは。運営事務局の堀です。
実現までの経緯の【前編】と【後編】で書いたように、
『FUNDERFUL FAN-COMMUNITY SUMMIT in Niigata』は、コルクラボに入会することがなければ、おそらく実現することはなかったと思います。そして、コルクラボの活動以外で、背中を押される出来事があったので、今回は、そのことについて書いてみたいと思います。
身近な人の行動だからこそ、背中を押される
上記の記事で、コルクラボ主宰者の佐渡島さんが、
コミュニティでは、あまりに能力が高すぎる人は「あの人は特別だ」と周囲から思われてしまいます。だから新しい人にとっては、自分と能力が違いすぎる人ばかりいるコミュニティには、居場所を感じられない。
と言っています。
また、それを受けて、対談相手の予防医学研究者・石川善樹さんが、
国を代表するスーパースターと、地元のヒーローに同じアドバイスを受けた2グループの子どもでは、どちらのほうが成績が伸びるかという実験が行われました。結果は、地元のヒーローにアドバイスを受けた子どものほうが伸びたといいます。スーパースターの言葉は心に響かなくても、地元のヒーローの言葉なら「自分もできそうな気がする」と素直に受け止めることができるんです。
と返しました。
コルクラボでは、【前編】で紹介した 小松成美さん『それってキセキ』読書会のほかにも、様々な作家さんの読書会、大人が真剣に企画して楽しむ合宿など、多くのイベントが開催されています。まさしく、身近な人がいろんな企画を実現しているのを見て、「自分もできそう」と感じることができ、結果的に大きな後押しを受けたと思います。
新潟の一市民が、豪華登壇者を招いたイベントを実現
そして、実はもう1人、背中を押してくれた人がいます。それが、新潟市在住の遠藤さんです。
スポーツビジネスに携わっているわけでもなく、選手としてのキャリアがあるわけでもないので、失礼ながら、ただ「新潟市在住の遠藤さん」と表現するしかない一般の方。
その遠藤さんが、UEFAチャンピオンズリーグ運営に関わる初のアジア人である岡部恭英さんとTelwitterでつながったことを契機に、一個人で「スポーツの未来に僕たちができること」というイベントを実現!
※上記のやり取りに興味ある方は、togetterのまとめをご覧ください。
興味を惹かれて、イベントへの参加を申し込みました。
オンライン上ではFacebookの秘密のグループでサポートチームが結成され、このグループ内や、遠藤さんと登壇者間でのやり取りこそあったものの、遠藤さんと登壇メンバーは、当日「はじめまして」という状態。
それでも、イベントは大盛況!いや、むしろそのような経緯があったからこそ、登壇者も参加者もすごく「一体感のあるイベント」だったと思う。スポーツビジネスの最前線で働く人が登壇し、同じ想いを持つ人たちが集まるのだから、イベントとして、トークショーも懇親会も、単純に面白かったという感想。
一番の学びは、登壇者の岡部さんが冒頭に仰っていた「一番大事なのは結局、アクションを起こすこと」。それを、遠藤さんが身をもって体現していました。
このイベントを、ただ楽しかったで終わらせず、「ぜひ自分自身でアクションしたい!」と強く感じさせられたことが、確実に、今回のイベントの実現につながっています。
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