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「他球場にないコンテンツを作りたかった」大好評“ハピモコ”1周年!日本ハムファイターズ制作秘話①

こんにちは、ファナティクス広報です。

本日は日本ハムファイターズで好評頂いている
『HAPPY! moco-moco FACTORY™』通称“ハピモコ”が、来月11月に発売から丸一年を迎えます。今回は一周年を記念してハピモコの誕生秘話やお客様の反響を紹介します!

2種のテディベアと様々なカスタム

2種類のテディベアからどちらか選び、
綿菓子のように回る綿を自分でベアに詰め、願いを込めたハートも入れて、
世界にひとつだけのベアを作りだすサービスは、
2023年11月の発売以来、ファイターズファミリーストアのヒット商品に。

アリエル・マルティネス選手のお子さんもくびったけになったこの企画は、
二人のスタッフの綿密なコミュニケーションと彼女たちこその「共感」によって形になりました。

ワクワクをデザインする

一人目が、デザイナーの木畑夏乃(きばた なつの)さん。

前職では子ども向け文具おもちゃなどのデザインを担当し、
センスやイラスト作成力も評価されてfanaticsに入社した彼女。
現在はグッズデザインなど手がける中で、
2022年の秋頃、この企画の担当に抜擢されました。

カスタムのお洋服

「代表の川名から『面白いのあるよ」と言われて、オリジナルテディベアが作れる海外のサービス映像を見せてもらい、この企画が始まりました。クマの人形はもうグッズとしてあるけど、自分で綿を詰めたり洋服をカスタマイズしたり、自由に作れるところに新しさと魅力を感じました。最初は、ゼロからのスタートだったので、まずは工場探しから始まったんです」

普段からグッズデザインは担当していても、作る『工程』をデザインするのは初めて。
苦労したのは「何もない状態から世界観を決める」ところだったと言います。

「商品の名前、色、着せる洋服、綿を詰めるマシンのデザインなど、全ての世界観を決めるのが一番苦労しました。ファイターズや野球とどう関係性を持たせるか、どこまでやっていいのか、そこが最も悩んだ点です」

小さな子どもに、ワクワクしてもらうにはどうしたらいいか、
色々なアミューズメントパークなどに行って、体験の様子をインプット。
結果的には「細かいところにもワクワクするデザイン性」に落ちついたのです。

「ギミックをいっぱい入れたかったので、マシンも立体的なデザインにしたり、ブースのデザインもこだわったり。最終的に一番意識したのは、ワクワクをデザインすることだったと思います」

テディベアをつくるマシンのデザイン構想
テディベアをつくるマシンのデザイン構想

こだわったのは「おもてなしと世界観」


デザインが固まった後は、
店舗でどう楽しんでもらうかの演出です。

そこで活躍したのが、もう一人の築穴 南美(ツキアナ ミナミ)さん。

前職はアパレル関係でしたが、転職して現在はリテール担当として、
エスコンフィールドHOKKAIDOに勤務。
店舗でのポップアップ準備など、販促にも関わっています。

実際のストア風景。上写真のマシン構想はFACTORYマシンのような仕上がりに 

「商品を店舗に導入してどうお客様に伝えていくか、から私は参加しました。引き継いだスピリットを大切にしながらオペレーション組み、お客様にどう楽しんでもらえるか、考えながら形にしていきました。店内装飾なども『ここの壁紙はこんなデザインにしたい』など木畑さんと連携し、一緒に作っていけたのが大きなところです」

いくらデザインが良くても、
お客さんの「体験」が良くなければ、ヒットにはつながりません。

だから、強くこだわったのは、『おもてなし(ホスピタリティ)』だったと言います。

「元々着想を得ている海外のサービスもホスピタリティが重要視されていたので、私もそこは大切にしました。ファクトリー感などの世界観とホスピタリティーは、外せない2軸だと考えていましたね」

そのためにも接客の部分、スタッフの話しかける
言葉ひとつも、細かく考えて設定
したのです。

「スタッフマニュアルを作成したり、どうオペレーションを作るかも考えました。一言一句、スタッフの皆さんに説明して、覚えていただいてます。ケースバイケースで対話方法のマニュアルを作成し、それをスタッフの方々が忠実に再現してくれたのが結果につながったと思います」

体験全体を自由に作ることができた

結果的に、1年以上の年月をかけて完成した
『HAPPY! moco-moco FACTORY™』は大ヒット。

関係者の想いが伝わり、
今ではベアと試合を一緒に観戦したり、コミュニティができたり、様々な形で楽しまれています。

その成功の要因は何だったか、二人に聞きました。

「私は『担当者木畑さんとの連携が良かったから』だと思っています。2人でアイデアを出しながらブラッシュアップしたことで、今の形がある。結果的に他の球場にはない体験型のコンテンツを作れたと感じています(築穴)」

「私も、そう思います。『並ぶ時にカードがあった方がいいよね』とか、出生証明書のカードに『記念スタンプが押せたら楽しいよね』とか。『もっとこうした方が可愛いよ』みたいな感覚が一緒だった。やりたいことを自由に表現させてもらえたのが、良かったと思います(木畑)」

体験全体を演出できて、
日本ハムファイターズの方々にも賛同していただけたこと。
その楽しさがお客さんにも伝わり、ワクワクしてもらえていることが
成功のカギだと、彼女たちは話します。

(日本ハムファイターズさんとの関係性など、後編は明日配信!)

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【HAPPY! moco-moco FACTORY™実施店舗】

📍ファイターズファミリーストア
https://www.hkdballpark.com/shops/60/
【PV】HAPPY! moco-moco FACTORY™
https://www.youtube.com/watch?v=jbSiQiKstHw

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