DV家庭で育った30代女
転職を考えているという記事を書いたのが21年の5月末。約2年経ちましたが、転職しました。
希望通り、経理もかじれる総務で、14ヶ月目。
精神的に楽な職場で、ぼちぼち満足しているので、この転職についてはまた書きます。
わたしは父が母を殴る家で育ちました。
お酒が入ると暴力をふるうタイプの父です。夕食前から呑みだして、夕食中に暴力があります。
3割ぐちゃぐちゃに暴れる、2割が物を割ったり投げたり、5割平穏という感じでした。
わたしは何もされませんでしたが、兄と姉はたまに父から殴られたり蹴られたりしていました。
大きい暴力だと、15歳の冬に父が鉄パイプで母の車をぼこぼこに壊して、警察沙汰になったこと。
18歳の夏に、父が一升瓶で母を殴り、救急搬送されたこと。
最近30代に入りましたが、いまだに実家では似たようなことが続いているそうです。
19歳で姉と家を出たので、ほぼ実家のことは知りません。仲のいい母からの又聞きです。
実家を出て約10年、年齢的にも結婚やら出産やらを考えるときがあります。
小さな頃からまったくその手の願望がなかったのですが、年齢の期限が迫ってきたのかなと、後悔しないように考えています。
そんな家で育ったので、友達がろくにいません。
そんな家で育ったので、恋人も長続きしません。
こんなことを25歳くらいまでは考えていましたが、いい大人が生家のことを理由にしてるのって、もしかして痛い?と思うようになりました。
だから、痛々しい言い訳しないで、結婚に一度向き合ってみようかな。
父に会わなくても、なんとかなるんじゃないかな。そんな方法もあったりしないかな。
と、思っていた矢先、母が父にぼこぼこにされました。シラフの父に。
父は185センチ、体重110キロくらい。
母は150センチ、体重50キロくらい。
酩酊してもいないのに、そんな小さな母をあざだらけにしてしまうほど、暴力を振るったそうです。
診断書を取り、警察に行き、父は逮捕寸前になりましたが、されませんでした。
母が嫌がったためです。
破れ鍋に綴じ蓋
両親のことは、いつか書きたい気持ちになったら残していきたいと思います。
30代にもなって、生家を理由にするのは。
と思っていましたが、やはり厳しいと感じました。
気持ちが落ち込み、こんなこと、兄と姉にしか話せません。共有できません。
こんな重苦しい話を数少ない友達にしたくない、距離を置かれたくない。
でも、明るくなんて振る舞えない。
同じような境遇の方、きっとたくさんいますよね。
言わないだけで、普通に見せているだけで、こんな思いをしている大人はたくさんいるはずです。
何の結論もありませんが、こんな気持ちになっている30代総務女もいます。
そんな不幸ではないのかもしれませんが、そんなに幸せでもない。
だましだまし、なるべく楽しいことを考えて、力抜いてやっていきましょう。
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