買ったスーツのジャケットが背抜きだった
ちょっと前に今年買ったスーツに関する記事を書いた。
ここで紹介したスーツをなんだかんだで着始めたのが11月末だったのだが、重要なことに気が付いてしまった。
タイトルの通り、ジャケットが背抜きだったのだ。
背抜きというのは、背中部分の裏地が無いということである。
裏地がある総裏と比較してメリット・デメリットがそれぞれあるが、デメリットの1つは、裏地が1枚無い分、寒いことである。
2週間ほど着ていて違和感はあったのだが、裏地が無いことに気が付いたのは、寒いなと思ったからだった。
購入する時は3シーズン用のスーツで探しており、背抜きであることには全く気付いていなかった。
背抜きのデメリットを挙げてみると、
・冬は寒い
・裏側の生地が直接擦れて傷みやすい
・型崩れしやすい(諸説あり)
・ワイシャツが透けやすい
となる。
ただ、背抜きにはメリットもあって、
・夏は涼しい
・軽い
と、一応悪い事ばかりではない。
とは言うものの、総裏と背抜きのどちらが良いかというと、一般的には生地が傷みにくい総裏が無難とされる。
背抜きはジャケットが薄くなるため、夏用と言えなくもないが、今どきはクールビズなので、夏にジャケットを着る人はそういないだろう。そういう意味でも総裏が無難なのである。
ただ、裏地にポリエステルを使っていると吸湿性が悪くて蒸れやすい。ポリエステルよりは吸湿性の良いキュプラを使えば改善されるが、スーツカンパニーのジャケットの裏地は殆どポリエステルであるので、そこは注意がいる。
総裏を買ったつもりだったが、購入するときに全く気にしていなかった私が悪いので、悔しいが着るしかない。
ただ、この背抜きの軽さは癖になりそうである。
透けやすいとは言うが、レダとカノニコのしっかりした生地を使っているので、今のところワイシャツが透けてはいない。また、寒いのは確かだが、屋外ではコートを着ればそこまで寒く無いだろう。
暑がりの私にはもしかしたら背抜きの方が合っているかもしれないので、このまま試していきたい。
背抜きは痛みやすいが、夏を除いて2年使えればいいかなと思っている。
(トップ画像は https://www.uktsc.com/products/detail.php?product_id=704&hot=on&pageno=1&display_type=&position_no= から引用)
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