マネックス証券のカード積み立て還元率が1.1%に
2022年3月から開始されるマネックス証券のクレジットカード積み立て還元率が1.1%になることが発表された。
この発表から1週間ほど前に、楽天証券が銘柄によるが8月から0.2%還元に改悪された。SBI証券も通常は0.5%還元で、ゴールドカードでないと1%還元にならない。
そのため、マネックス証券のノーマルカードで1.1%還元というのは業界で最大となる。投資した時点で1.1%のリターンが約束されているというのは魅力的だ。
ただし、ポイントで投資はできない。私の場合はアマゾンポイントに変えて使うことになる。
楽天証券の還元率が改悪されたことを受け、口座移行する人をターゲットにしているのだろうか。ネットを見ると、楽天のUIが使いやすいので証券会社の変更はしないという声も聞こえてくるので、効果のほどは分からない。
また、マネックスカードを発行するアプラスの親会社である新生銀行がSBI銀行に買収された後の臨時株主総会の前日に発表したことも、何か裏がありそうだと邪推してしまう。
そういうことは置いておくが、これから各社のカード積み立ての還元率はどうなるのだろうか。
そもそも楽天証券が0.2%還元になったのは何故か。よく言われているのは、楽天が楽天モバイルの負債を埋めるために、他サービスを改悪しているというものだ。
楽天グループ全体として判断せざるを得ないという事情であれば、楽天証券だけの話だが、元から投資に対してクレジットカードに1%還元されるということが異常だったとすれば、マネックスもSBIもこれから還元率が下がっていく可能性はあるだろう。
ただ、日本全体として証券口座数は増えてきているようなので、他社もカード積み立てを開始し、顧客を囲い込みにかかる方向に動くだろう。
そうであれば、取り合えずはカード積み立て還元率競争が続くだろうと個人的には予想している。
私は偶然去年からマネックス証券で積み立てNISAをしているので、何も考えずこのまま続けていくだけだ。
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