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オリス アクイスデイト キャリバー400を買ってしまった
少し前にオリスのアクイスデイトキャリバー400が値上げされる前に買うかどうか検討していると書いたが、結局買ってしまった。
価格改定の前に20%オフのクーポンを使い、ポイント還元を含めると実質30万円くらいで購入できたことになる。
使い始めて1ヶ月ほど経ったので、使い心地について書いてみたい。
本記事ではこのモデルの外観に関してレビューし、内部のムーブメント(キャリバー400)については、別記事で書くことにする。
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文字盤のグラデーションが綺麗
文字盤の色はアンスラサイトにした。黒と灰色のグラデーションになっている色で、光が当たると綺麗な灰色に反射するが、目立つわけではないので、スーツに合わせても別に違和感はない。
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ちなみに他にはブルーとグリーンがあるが、意外と暗い色で、思ったよりも悪目立ちすることはないと思われる。
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装着感が良い
ブレスレットがラグより内側に入るため手首にフィットし、大きさと厚みに対して装着感は良いと言える。
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測定はしていないのだが、重量はそこまで重くないし、ムーブメント側とブレスレット側の重量バランスも良い。
ただ、これは私の手首が細くてコマを1つだけ残して抜いているから軽くなっているのかもしれないし、ダングステンベゼルで重いオメガのグローブマスターに慣れているだけかもしれない。
純正以外のベルトが使えない
このモデルには、特許取得のクイックストラップチェンジが採用されている。純正のブレスレットもしくはラバーベルトが工具無しで着脱できる。
純正のブレスレットとラバーベルトを使い回したいという人には便利だと思うが、そもそも私のように純正のブレスレットから交換しない人には関係ない。外して掃除する時は便利かもしれないが。
必要ないと思われたのか分からないが、このアクイスデイトキャリバー400以降のモデルには採用されていない。
しかも、そもそもオリスのアクイスはラグの形状が特殊であるため、オリス純正以外のレザーベルトやNATOベルトに変更ができない。そのため、社外品を使いたい人にとってはデメリットになる。
ブレスレットの微調整ができない
ダイバーズウォッチのブレスレットには、手でバックルの長さを微調整できる機構が備えられているものがあるが、アクイスデイトキャリバー400にはない。
クラスプにバネ棒で微調整できる穴が3つ空いているが、工具が無いと動かせないので、その日の手首のむくみに応じて調整するようなことはできない。
これに関してはコストやクラスプの厚みにも関わってくるので、一概には言えないが、個人的にはあった方がよかったように思う。
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総評
外観に関して言うと、ブレスレットの機構部分に惜しい点はあるものの、購入した価格を考えると良い作りをしていると感じる。
ただし、今は値上がりして税込462,000円になっているので、費用対効果という面からすると微妙になってきている気がする。
ムーブメントについては次回の記事で書く。