シダスのインソール シティプラスを買ってみた
靴に入れるインソール(中敷き)には色々あるが、その中でもフランスのシダスはメジャーなメーカーだろう。
今回、革靴用にシダスのシティプラスを買ってみたので、感触について書いてみる。
なぜシティプラスなのか
シダスには色々とモデルがあるが、今回は革靴に入れてみようと思ったので、ビジネス用と紹介されているシティプラスにした。
つま先の厚みが1.8mm
先ず、シティプラスのつま先厚みは1.8mmと薄い。
私はコンフォートプラスと悩んだのだが、コンフォートプラスの5mmと比べると薄さが分かる。
当然薄い方がサイズ感を変えずに履くことができる。革靴はスニーカーのように元々入っているインソールを外せない場合が多いので、ジャストサイズを履いているのであれば、薄い方が良いことになる。そういう意味でビズネス用として提供されているのだろう。
色が黒
また、シティプラスは革靴に入れてもおかしくない黒色になっている。インソールは履いてしまえば見えないのだが、私は仕事でも靴を脱ぐ機会がそこそこあるので、色は無難な方がよい。
とは言え、コンフォートプラスやクッションプラスのベージュの方が革靴には合うと思われる。色が気になる人はそちらの方がいいだろう。
価格は5,772円
シティプラスの定価は7,040円のところ、楽天で5,772円であった。
コンフォートプラスは楽天で8,000円くらいする。1足分だけなら気にならないかもしれないが、最終的には複数個買おうと持っているので、トータルの差額を考えて、安いシティプラスにした。
熱成形もできる
ちなみに、プラスと付くモデルは熱成形することでフィット感を高められる。
対応する店舗で買って追加料金を払わなければならないが、私にはそこまでは必要ない。本格的にスポーツをやっている方は、熱成形してもいいかもしれない。
使ってみた感触
サイズ
先ずサイズに関してだが、取り合えず25.5cmのスコッチグレインのシャインオアレインに入れようと思い、25.0~26.5cmのMサイズを買った。
少し大きい気もするが、カットせずにそのまま入れて問題なく使えている。革靴の場合は、靴のサイズそのままで買えば良いだろう。
土踏まずのサポートが凄い
インソールを入れて履いてみてすぐに感じたのは、土踏まず部分のサポート力だ。足ツボマッサージを受けている時のように、土踏まずを下から押し上げてくれるような感触がある。
シダスのウェブサイトに書いておる通り、土踏まずを支えることで、歩行時のアーチの低下を防ぐことができる。歩きやすさというよりも、疲れにくさを感じる。
また、これで長時間歩くと背筋が痛くなるようになった。正しい姿勢で歩けるようになって、全身を使って歩けている証拠だと思いたい。
クッション性は高くなさそう
対してクッション性能はあまり高くないように感じる。
しなる素材で反発力を得るものであって、柔らかい素材で足に加わる衝撃を受け止めるようなものではない。歩く感触が固い靴にはクッションプラスの方がいいのかもしれない。
サイズ感は変わるが許容範囲内
シティプラスはつま先の厚みが1.8mmと薄いといっても、インソールを入れるとどうしてもサイズ感は変わってしまう。しかし、紐靴であれば締め具合を調整すれば問題ない範囲である。
まとめ
他のモデルと比較したわけではないのだが、私の革靴にはシティプラスで十分な性能を発揮してくれるだろう。
あと2足分ほどシティプラスを買って使い回すか、コンフォートプラスを試してみようかと悩んでいる。