ロジクールのフラッグシップ静音マウス MX MASTER 3Sに期待
ロジクールのMXシリーズからキーボードとマウスの新製品が発表された。全て6/16に発売開始される。
キーボード MX MECHANICAL
キーボードはMXシリーズ初となるメカニカルスイッチを使った「MX MECHANICAL」というキーボードになる。
定価はサイズによって、20,790円もしくは18,700円となる。
ロープロファイルのキースイッチを使っているので、キーストロークが浅く、キーボード自体も薄く作られていることが特徴だ。
キーは茶軸・赤軸・青軸から選べ、フルサイズとテンキーレスがラインナップされている。CHERRY MXのスイッチと思われる。
個人的には静音のピンク軸があればいいと思う。
私は既にFILCOのピンク軸有線キーボードを持っており、不便を感じていないので、直近の購入候補には挙がってこないが、今後キーボードの無線化をしたい時や、マルチデバイスで使いたい場合には選択肢に上がってくるだろう。
マウス MX MASTER 3S
マウスはMX MASTER 3Sが発表された。これは従来のフラッグシップモデルであるMX MASTER 3の改良版で、定価は14,960円、アマゾンの予約価格は13,600円だ。
Windows用のMX MASTER 3は公式ページから消えているので、廃盤になるのだろうか。
このMX MASTER 3Sで、センサーの解像度が最大4000dpiから最大8000dpiになり、より細かな動きをトラッキングできる。
これももちろん凄いことなんだろうが、個人的にはスイッチが静音化されたことに注目している。MX MASTER 3Sの場合、クリック時のノイズは90%低減されているとのこと。
私は家でも会社でも同じマウスを使いたいので、マウスのクリック音を気にして、静音マウスしか使っていない。今は3,600円ほどの静音マウスM590を使っており、2020年2月に発売された同価格帯の静音マウスM650を次の候補として検討していた。
MXシリーズの高級マウスも気になってはいたのだが、今まで静音モデルが無かったため、検討に挙がっていなかったのだ。そんな中で今回最上位モデルでも静音スイッチを採用してきたので、非常に気になっている。
MX MASTER 3Sで懸念なのはそのサイズで、私はいわゆる「つまみ持ち」をするので、MX MASTERのように大きいマウスだと扱いにくい。そのため、MXシリーズの小さいマウスであるMX Anywhere 3に静音モデルが出て欲しいと思っている。
この流れだとおそらくMX Anywhereシリーズも静音対応するだろうと期待している。もしくはエルゴノミックのMX VERTICALに静音モデルが出てきても面白いかもしれない。
上位モデルのマウスに今まで無かった静音スイッチが採用されたという点で、今後のロジクールマウスに非常に期待が持てると思わせられる新製品であった。