アルパインイーグルを試着した時のメモ
某百貨店にあるショパールからアルパインイーグルの実機があるという連絡を頂き、せっかくなので近くに寄ったついでに試着しに行った。
アルパインイーグルといえばショパールから2019年にリリースされた腕時計で、いわゆるラグジュアリースポーツウォッチに分類される。
ショパールは元々は腕時計メーカーではあるが、今はどちらかと言えばジュエラーとして有名だろう。そんな一流のジュエラーが開発したラグスポ時計ということで話題となった。
今回試着したのは、デイト付き41mmのラージサイズである。ブルー文字盤とグレー文字盤の両方の実機があった。価格は税込165万円とラグスポとしては安価な設定になる。
文字盤
第一印象としては、私が青色が好きということもあり、ブルー文字盤の方が好みである。鮮やかな色でラグスポっぽいので、やはり人気で納期もかかるようだ。もしも買うならブルー文字盤だと感じた(買えないが)。
対してグレー文字盤は、後述のブレスレットと色が馴染んで一体感のあるデザインと感じた。また、光の当たり方によっては赤っぽい色になる。
しかし、文字盤と針・インデックスのコントラストがはっきりしていないので、時間が読み取りにくい。光の当たり方にもよるが、特に秒針が細いため、文字盤の色に埋もれて見えなくなる。時計の機能としてはブルー文字盤の方が優勢だろうか。
ブレスレット
ブレスレットには、この時計のために開発されたルーセントスティール A223という素材が使用されている。光が反射すると白っぽく輝くのが特徴だ。面取りも見事で、金属の見せ方をよく知っているジュエラーらしいブレスレットだと感じた。
また、一般的なステンレススティールよりも強度が50%高いとのこと。長期間使用しないと実感できないが、輝きを失いにくい素材を使うというのもジュエラーらしい考えだろうか。
納期状況
現在は生産が追い付いていないようで、購入には予約が必要になる。予約の際には全額を前金で支払わなければならないので注意だ。納期は現時点で3-4ヶ月と言っていたと思う(買うつもりがないのでよく覚えていない)。人気の腕時計は予約すらできないものが多い中で、まだマシな部類だろう。
今回試着したアルパインイーグルは販売用ではないようで、店頭には出ていなかったので、案内のあった人にしか見せていないのかもしれない。気になる人はブティックに問い合わせると、実機が見れる店舗を教えてくれるだろう。