セーム革で革靴を磨くと結構光沢が出る
かなり前に書いた下書きが見つかったので、ここで放出する。
セーム革という革がある。
鹿の革をなめしたもので、物を傷付けずに拭くことができる。
特に天然のセーム革は特に皮脂を吸収してくれるため、貴金属の手入れによく使用されている。
人工のセーム革は、車を拭くのに使ったりするようだ。
私はセーム革を腕時計と眼鏡を拭くのに使っていたので、知っていたし持っていたのだが、最近革靴をセーム革で磨くと良いという話を聞いた。
セーム革は繊維が細かく、柔らかいため光沢が出るそうだ。
ということで私もやってみた。
まず、セーム革を買い足す必要があるが、今まで腕時計用に使っていた15cm*10cmでは流石に小さいので、少し大きい15cm*15cmのサイズを買い足した。購入時の価格は700円くらいだった。
その後は乾拭きの時にいつものネル生地の代わりに使用するだけだ。
セーム革を使用する前の写真が無いので比較できないのだが、数回使ってみた結果、使用前より光沢が出ているのが分かる。ただ、少し曇った感じの鈍い光沢と感じる。
数ヶ月使用を継続してからまた経過を報告できればと思う。セーム革とネル生地を片足ずつ使ってみて比較するのも面白いかもしれない。
乾拭きとブラッシングは革靴のメンテナンスとしては非常に重要で、その乾拭きをセーム革でやってみるのもいいだろう。もちろんネル生地でも問題ない。
腕時計や眼鏡を拭くのにも使えるので、持ってない人は1枚試しに買ってみてもいいだろう。
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