骨伝導イヤホンを買うならどれにするか
私はTWS(完全ワイヤレスイヤホン)ではない、下の製品のような普通の(?)Bluetoothイヤホンを使っている。
TWSだと無くしそうなので、このタイプにしているのだが、電車の中などでは、周りの音を聞くために片耳だけ外すことがよくある。
ただ、この使い方なら周りの音も聞こえる骨伝導イヤホンでもいいような気がして、最近色々調べている。
有名なのはShokz
いま、骨伝導イヤホンで一番有名なのはShokz(旧AfterShokz)というアメリカのブランドだろう。
OPENRUNが良さそう
水泳用やビジネス用のヘッドセットになっているものを除いて、製品は主に3つと考えていい。
価格順に①OPENRUN PRO、②OPENRUN、③OPENMOVEとなる。主な違いはバッテリー容量・防水性能・素材である。詳しくは公式ウェブページを参照されたい。
おそらく音質も違うのだろうが、私は気にしないので、買うなら真ん中の②OPENRUNがフルチタンによる付け心地とバッテリー容量のバランスが取れていて、いいかと思っている。
フィリップスにも骨伝導イヤホンがある
Shokz以外の"ちゃんとした"ブランドでは、フィリップスが2021年に骨伝導イヤホンを発売している。
TAA6606BKという型名で、アマゾンでは13,750円と、②OPENRUNと③OPENMOVEの間の価格帯だが、性能としては②OPENRUNと同じくらいに見える。
IP67防水は②OPENRUNと同じ。
バッテリー容量は9時間で、細かいところだがBluetooth5.2に準拠(ShokzはBluetooth5.1)しているところは②OPENRUNより優れている。
また、Shokzが専用の充電コネクタを使うのに対して、フィリップスはUSB -TypeCで充電できるので、充電ケーブルの持ち運びが楽になることは地味にありがたいだろう。
その反面、ネックバンドだけチタンになっているような表記があり、そこは②OPENRUNより劣っていると思われる。
フィリップスはスポーツ用に特化しているように思える
ネットで評判を調べてみると、購入している人数自体が少なそうだが、おおむね良い製品と評価されているように見える。
ただ、スピーカー部分が大きすぎて付け心地が悪いというレビューをよく見る。
この製品の開発には、ロードレースチームのTeam Jumbo-Vismaが協力しているらしい。ツールドフランスを見るような人は知っているだろう。
それを考えると、この製品はスポーツ用に特化しているような気がする。それなら着用感を安定させるために、スピーカー部分を大きくしていることの説明がつく。
また、フィリップスが今年2022年9月に「TAA6606BK」の後継機と思われる「A7607」を発表しており、ネックバンド部に赤色LEDを内蔵しているなど、やはりロードレーサーなどのスポーツ用途がメインターゲットのように思える。
やはり無難なのはShokzか
それを考えると、特にスポーツで使う気がない私のような人は、Shokzの製品を選んでおけばいいかと思っている。
なので、②OPENRUNが第一候補になっている。