網膜裂孔のレーザー手術をしてきた
右目の網膜裂孔のレーザー手術を受けてきたので、記録を書いておきたい。
手術名は網膜光凝固術(特殊)で、網膜の穴が空いている部分の周りをレーザーで焼き固め、網膜剥離に繋がらないようにするためのものだ。
視力が良くなるわけではなく、あくまで予防的な処置である。
手術までの準備に90分くらい
通常通り視力測定を行った後、15-20分おきに散瞳剤を2回さされ、次に点眼の麻酔を5分おきに3回ほどさされる。
検診までの待ち時間と点眼で、ここまで90分くらいかかってようやく手術に入る。
手術自体は5分もかからない
手術では、レーザー台に頭を固定され、目に単眼鏡みたいなレンズを当てられる。
このレンズでレーザーを屈折させ、狙った部分に当てるようだ。また、レンズが当たっている間は瞬きができなくなる。
先ほどの麻酔はこのレンズを当てても目が痛くないようにするためのものらしく、網膜にレーサーが当たった痛みは防げない。つまりめちゃくちゃ痛い。
やったことはないが、皮膚の薄い部分への医療脱毛はこのくらいの痛みなのだろうかと思いながら受けていた。
目薬で炎症を抑えて1-2週間後に検査
手術自体は5分もかからず終わるので、なんとか痛みは耐えられた。
目を洗浄された後、レーザーによる炎症を抑える目薬を処方され、1週間毎日2回さすことになった。
網膜が完全に接着されるまで7-10日かかるので、1-2週間後に経過を見るために通院が必要になる。私の場合は左目も手術するので、2週間後に右目の経過を見てから、左目の手術をすることになった。
費用は5万円くらい
3割負担の料金は手術が45,000円ほどで、再診料や検査費用などを含めると50,000円近くになる。
今回やったのは右目だけなので、左目で同じことをもう一度やらなければならない。両目に行う場合は、高額医療費制度の関係で、同じ月にやった方が費用が抑えられる。
また、日帰り手術扱いになるので、私が加入していた民間保険の手術特約も効き、実際の負担は40,000円くらいになりそうだ。
視界の端がぼやけるようになった
手術後もは若干の痛みはあったが、2日くらい経つと気にならなくなった。
レーザーを当てられた網膜部分は見えなくなるが、私の場合は視野の外だったので、普通にしていれば見え方に問題はない。
ただ、風呂などで目が濡れた場合は、水分で屈折率が変わるからなのか、視界の下の端がぼやけるようになった。(私がレーザーを当てられたのは網膜の上の方だが、眼の中で像が反転するので、実際に見えるのは下の方になる)
デメリットもないことはないのだが、放置すると最悪失明するので、いつかはやっておかねければならない。ということで、今月左目の手術もやることにする。
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