麻布テーラーはモデルにより総毛芯と半毛芯があるようです
パターンオーダースーツの麻布テーラーの芯地がどうなっているのか気になり、問い合わせたところ回答が得られた。
麻布テーラーには「クラシコイタリア」、「コンチネンタル」、「ジェットクルーズ」の3モデルがあり、芯地はモデルによって異なるとのこと。
「クラシコイタリア」:総毛芯
「コンチネンタル」 :総毛芯
「ジェットクルーズ」:半毛芯
(モデルについては以下のページを参照)
基本的に総毛芯だが、「ジェットクルーズ」は軽量に仕上げるモデルなので、半毛芯になっているのだろう。
また、「ライトコンフォート仕立て」という軽い仕立てや、素材が綿・麻・薄い生地の場合は、部分的に接着芯を使用するとのこと。
ただ工程上、表地を安定させるために薄い接着芯を併用するが、これは「接着芯縫製」で使用される接着芯とは異なるとのこと。
つまり、芯地は総毛芯だが、縫製で接着芯を併用していることになる。
正直知識が無くて縫製で使用される接着芯がどういうものなのか分からないが、少なくとも毛芯自体は総毛芯であることが分かった。
縫製の接着芯がクリーニング等で劣化したりしないか気になるところではあるが…
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